トリドールとエコリングの海外進出はどうなった!?未来世紀ジパング「沸騰現場 “その後”を取材!」感想&評価

放送開始から4年が経過した未来世紀ジパング。2016年1月4日(月)放送の未来世紀ジパング「沸騰現場 “その後”を取材!」では、アフリカの国に進出した飲食店チェーン「トリドール」とリサイクルショップ「エコリング」、そして日本ソマリランド大学院の”その後”を追った興味深い回でした。

アフリカ・ケニアに進出した日本一のうどんチェーン店「丸亀製麺」を運営する株式会社トリドール(東証1部上場、証券コード:3397、株主優待あり)。2015年3月にケニアのナイロビに一号店「TERIYAKI JAPAN」をオープンさせた模様が2015年4月の未来世紀ジパングで紹介されていました(トリドールのケニア進出回)。

ケニアで店舗展開するにあたり、トリドール社はあえてうどんをサイドメニューにして、テリヤキチキンをメーンにして勝負に挑んでいました。その目論見は見事に当たり、オープン初日には行列ができるほどの大人気でした。

一号店オープンから8カ月、ショッピングモールに誘致されトリドール社は2号店を開店。番組では1号店はもちろん、2号店も大人気になっている模様が放送されていました。トリドール社のケニア進出は成功しているようです。

一方、2014年3月にウガンダ・カンパラの中古マーケットで日本の古着販売を始めた兵庫県に本社を置くリサイクルショップ「エコリング」(エコリング社のウガンダ進出回)。こちらは残念ながら撤退してしまっていました。

撤退の理由は、エコリングが雇ったウガンダ人従業員8人のうちなんと全員が商品の古着やパソコンを盗んで大金を手にしたからだそうです。アフリカ進出は失敗に終わったエコリング社ですが、今はフランス・パリへの進出準備を進めているとのこと。

番組を見て思いましたが、マンガやゲーム、吉田カバン、ルイヴィトンのバッグなど日本の中古品はフランス市場で高く売れそうです。また日本の中古品を先進国で売るだけでなく、フランスで仕入れた中古品を日本市場で販売する取り組みも面白いです。

沸騰現場のその後、最後に紹介されたのがアフリカの未承認国家ソマリランドです(ソマリランド紹介回)。ソマリランド初の大学院「日本ソマリランド大学院」を開校した社会起業家の税所さんと沸騰ナビゲーターの米倉誠一郎氏(一橋大学イノベーション研究センター教授)、大学院一期生からユニークなビジネスモデルが生まれるなど成功しているようです。

未来世紀ジパングの公式サイトでは特別編の動画が掲載されており、エコリング社が取り組むフランス市場開拓の模様が追加で紹介されていました。中古品市場は日本やフランスなど先進国でますます盛り上がっていくと思います。

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