ジャルパックの家族旅行&ハワイツアーが肝になる!?ガイアの夜明け「JAL ハワイ決戦!~シリーズ「激烈!航空戦争」前編~」

年間150万人以上の日本人が訪れる”常夏の楽園”ハワイ。2019年6月4日(火)放送のガイアの夜明け「JAL ハワイ決戦!~シリーズ「激烈!航空戦争」前編~」は、ハワイを舞台に日本航空(JAL、東証1部上場、証券コード:9201、株主優待あり)と全日空(ANA、東証1部上場、証券コード:9202、株主優待あり)のライバル関係を紹介した回でした。

1954年のハワイ就航以来、ハワイ観光需要の開拓を担ってきたのは間違いなく日本航空(JAL)です。地元ホテルとも信頼関係を築き上げ、ハワイと日本を結ぶ航空便の座席数シェアでは3分の1を握り、ライバルの全日空(ANA)に倍以上の大差をつけています。

しかし、そのJALの占めるシェア獲得を目指し、ANAは2019年5月、成田―ホノルル線に2階建ての大型機、通称”空飛ぶホテル”の異名を持つエアバスA380を投入しました。

ライバルANAの猛攻に対し、2010年の経営破たんから9年が経過し、会社更生法の適用に伴う法人税の減免措置も今年3月期で終了たJALは、ハワイに行く日本人の実に9割が訪れるオアフ島だけではなく、手つかずの壮大な自然を始め根強い人気を誇るハワイ島の開拓でANAを迎え撃ちます。

また、ANAには無いJALの強みとして、JALグループには旅行会社の株式会社ジャルパックがあります。ジャルパックは世界77の国・地域の旅行商品を販売し、中でもハワイは海外商品の売上の約4割を占める大黒柱となっています。

現在、ハワイ島に毎日就航している国際線はJALのみのため、ライバルのANAと差別化を図る上でハワイ島は大きな武器となる路線です。しかし2018年5月のハワイ島キラウエア火山の大規模噴火があったことで、日本人観光客がハワイ島に訪れる人数は以前の6~7割程度に落ち込んでいるそうです。

そこでジャルパックは日本人のファミリー層に狙いを定め、業界大手のJTBと近畿日本ツーリストというライバル旅行会社と手を組み、3社で一緒にハワイ島の星空観測ツアーを2019年1月から展開するとのこと。

ANAがエアバス380をハワイに就航させたことで、航空会社や旅行会社には大きな動きや変化が起こっています。消費者にとってはお得なハワイ旅行の選択肢が増える絶好のチャンス時期とも言えそうです。

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