ワンダーコーポレーションなどM&Aで傘下に収めた子会社の業績回復が急務、ガイアの夜明け「”激震”ライザップ 復活の道」

全国に120店舗以上を展開する日本初のハンバーガーチェーン「ファーストキッチン」は、ハンバーガーの世界ブランド「ウェンディーズ」とタッグを組み、2つのブランドを掲げたコラボ店を展開することで業績をV字回復しています。

全国に170店舗を展開するHAPiNS(ハピンズ)も“ふくふくにゃんこ”というオリジナル猫キャラクターのグッズ等に商品を絞り込むことで、業績をV字回復させ赤字から黒字化に成功した企業の1つです。そんなハピンズ(ジャスダック上場、証券コード:7577、株主優待あり)の親会社がRIZAPグループです。

RIZAPグループ(札幌アンビシャス市場、証券コード:2928、株主優待あり)は2019年5月、2019年3月期の連結決算の最終損益が193億円の赤字になると発表しました。ライザップの前期は90億円の黒字でしたので、大幅な利益減&赤字転落になります。

2019年5月21日(火)放送のガイアの夜明け「”激震”ライザップ 復活の道」では、企業買収を繰り返し肥大化した瀬戸健社長率いるライザップが、どのような改革で復活を果たそうとしているのかを瀬戸社長に密着取材した回でした。

美容・健康、アパレル、インテリア雑貨、エンターテイメント事業など、多岐にわたるM&Aを積極的に行ってきたRIZAP(ライザップ)。80以上もの企業を傘下におさめ肥大化してしまったライザップですが、瀬戸社長はシニア向けの新型ジムや、吉野家と組んだライザップ牛サラダなど、新たな戦略でV字回復を目指しています。

ライザップのもと再生に取り組む企業も。ゲームや映像、書籍などを販売する「ワンダーGOO」や音楽CDやDVDを販売する「新星堂」などを展開するワンダーコーポレーション(ジャスダック上場、証券コード:3344、株主優待あり)も、2018年3月にライザップの傘下に入った企業の1つです。

ワンダーコーポレーションはライザップグループの売り上げの3分の1を占める企業ということもあり、トレカ事業を核に赤字からの復活を目指しています。

瀬戸社長と二人三脚でライザップの構造改革を行ってきたジョンソン&ジョンソンやカルビーで経営トップを務めた松本晃氏は離れましたが、ライザップは2019年4~6月期決算では黒字化に成功しています。

今後はリストラや店舗閉鎖などの施策では無く、新たなビジネスや顧客開拓によって子会社の業績を拡大させることが求められています。瀬戸社長の手腕に注目です。

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