ライザップの企業再生と日本野菜ソムリエ協会のスター農家育成プロジェクト>ガイアの夜明け「結果を出す達人」

2017年12月5日(火)放送のガイアの夜明け「結果を出す達人」で紹介されたのが、ダイエットCMでも有名なライザップと、野菜ソムリエという資格を日本に根付かせた日本野菜ソムリエ協会の取り組みです。

ライザップグループ(札幌アンビシャス上場、証券コード:2928、株主優待商品あり)はジーンズメイトなど不振企業を積極的に買収し、ライザップ流で次々と黒字化と言う結果を出しています。

2017年2月にライザップグループが買収したのがカジュアル衣料店「ジーンズメイト」(東証1部上場、証券コード:7448)です。当ブログ管理人KENも昔よくジーンズやシャツを購入するのに通ていました。

RIZAPはファーストリテイリング出身の岡田章二さんを顧問として送り込み、自社ブランド「mate(メイト)」ブランドの確立や店舗改革を実施することで、昨対比15%以上プラスと言う結果を出しています。

ライザップはジムだけでなく、ゴルフや英語、料理教室にも参入し業容拡大を続けていますが、今回のガイアの夜明けを見ると今後も様々な業種に進出していくであることが予想されます。

日本野菜ソムリエ協会が仕掛けるスター農家育成プロジェクト

野菜や果物の目利き、栄養、素材に合った料理法などの専門の知識を持っていることを認定する「野菜ソムリエ」。2017年12月現在の資格取得者は全国で約5万4000人います。

この野菜ソムリエを日本に定着させたのが日本野菜ソムリエ協会の福井栄治理事長です。福井さんは2017年春から新たなチャレンジとして、高品質な野菜や果物を生産していながらもその価値を上手く伝えきれず利益を確保できていない農家を対象に、年収や売上アップを図る「スター農家育成プロジェクト」を開始されました。

番組では桃とぶどうの生産地である岡山県赤磐市で桃農家を営む岩川美紀さんがスター農家育成プロジャクトに参加し、高級フルーツ店の横浜水信にこだわりの桃を取り扱ってもらうことで売り上げアップに成功する模様が取り上げられました。

RIZAP(ライザップ)の企業再生も、日本野菜ソムリエ協会のスター農家育成プロジェクトも、与えられたノウハウを活かして現場の人間がチャレンジし続けることで結果を出している事が、今回のガイアの夜明けを視聴し分かりました。

新しくなったジーンズメイト、そして横浜水信で来年度も扱われるという桃を、時間を取ってチェックしに行ってみようと思います。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメント

  1. 自営業者KEN より:

    ジーンズメイトは2018年2月14日に業績修正を発表しました。18年3月期(13ヵ月の変則決算)の経常損益を従来予想の3億円の黒字から、5.4億円の赤字に下方修正し、一転して赤字見通しとなったとのこと。期待していただけに残念です。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です