サミットの竹野浩樹社長が登場!カンブリア宮殿「楽しくなければスーパーじゃない!買い物でワクワクさせる…リアル店舗の逆襲」

当ブログ管理人KENも普段愛用しポイントも貯めているスーパーのサミットが、2019年5月23日(木)放送のカンブリア宮殿「楽しくなければスーパーじゃない!買い物でワクワクさせる…リアル店舗の逆襲」で取り上げられました。登場されたサミットの社長は竹野浩樹(たけの・ひろき)氏です。

コンビニやドラッグストア、ネットスーパー等が台頭し、日本のスーパーマーケット業界は売り上げが伸び悩んでいます。そんなスーパー冬の時代の中、既存店の売上高と客数の伸び率で2年連続日本一を達成したのが都内を中心に115店舗(2019年4月現在)を展開するサミットです。

8割以上が店内調理率のできたてアツアツお総菜や、魚屋などの専門店顔負けの品揃え、好きな食品の試食ができる「おためし下さい」コーナーなど、他のスーパーではあまり見かけない品揃えやサービスで人気を博しています。

1996年に公開された伊丹十三監督の映画「スーパーの女」は、地域の信頼を失ったスーパーを女性主人公が客目線で改革していく作品ですが、この映画で紹介される改革のモデルになった店こそ他でもないサミットだったとのこと。

効率化だけでなく、お客さんに嘘をつかない「正直経営」をモットーにしてきたスーパーマーケットとして、サミットはかつては業界のトップランナーと言われる程の地位を築いていました。

しかし、現社長の竹野氏が住友商事(東証1部上場、証券コード:8053)から出向し社長に就任した2016年頃のサミットは、その成功体験にとらわれるあまりに平凡なスーパーとなっていたそうです。

そこで、竹野社長は「真っ白なチラシ」という奇抜なアイデアから、社員の意識改革に着手。サミットが日本のスーパーマーケットを楽しくするというビジョンを掲げ、社内改革を推し進め、サミットを生まれ変わらせることに成功されました。

竹野社長が目指すスーパーマーケットの未来像は、買い物をする場という概念を超えた「地域のコミュニティー」になることだそうです。そのためにサミットではイートインスペースやキッズスペースの拡充、案内係の配置などを進めています。

宅配やネット販売が食品販売に進出し競争が激化する中で、スーマーマーケットのようなリアル店舗が生き残るための必須条件は、昔ながらのコミュニティー(=世間)の提供なのかもしれないと、今回のサミット登場回を視聴し感じました。

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