小久保製氷冷蔵のロックアイスとキリンのフローズン生が登場!ガイアの夜明け「ニッポンの”キンキン”を世界へ!」視聴レビュー

2014年8月12日(火)放送のガイアの夜明け「ニッポンの”キンキン”を世界へ!」は、セブン・イレブンの100円コーヒーに使われている小久保製氷冷蔵の“溶けにくい氷”「ロックアイス」や、キリンの一番搾りの上にシャーベット状の泡を乗せた「フローズン<生>」といった冷やす技術を採用した商品が紹介されました。

また番組中盤ではハンディータイプのかき氷器「かんたん電動氷かき器」や、内側が保冷剤になった「フローズンマジック」、缶ビールをキンキンに冷やす「プレミアム ビールサーバー 極冷」など、食べ物や飲み物を家庭で手軽に冷やせるガジェットも紹介されていました。いずれも楽天市場などネット通販ショップで購入できます。

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2014年7月、鎌倉のビーチで人気になっていたのが瓶が氷でできたコカ・コーラです。また池袋の居酒屋でも、アサヒビール(東証1部上場、証券コード:2502)がこの夏新たに生み出した「氷点下のとろけるチューハイ」が人気を博しています。

2013年の1年間で3億杯以上を販売したセブン-イレブンのセルフ式ドリップコーヒー。そのアイスコーヒーに使われているのが、小久保製氷冷蔵の“溶けにくい氷”です。

番組ナビゲーターの江口氏が小久保の工場を訪問し氷の製造過程を取材されていましたが、ミネラルすら不純物として取り除くことで、溶けにくい氷「ロックアイス」の製造を実現していました。

小久保製氷冷蔵は現在、ビールに氷を入れて飲む習慣があるタイで自社工場を稼働させています。水道水を凍らせただけの地元の中小メーカーが作る氷と違い、小久保製氷冷蔵のロックアイスは一般の氷の2倍という価格ながら、高い品質が受け入れられタイの大型スーパー「テスコ・ロータス」をはじめ、コンビニや飲食店などタイ市場で広がりはじめています。

また小久保製氷冷蔵はスズキアイスと組んで、タイで小規模の飲食店への販売を本格化しています。番組ではスズキアイスの和田さんの営業活動の模様も取り上げられていました。小久保製氷冷蔵ではタイだけでなく、マレーシアやインドネシアなど東南アジアへの進出を進めているそうです。

番組後半、2012年にキリン(東証1部上場、証券コード:2503)が発売したビール「フローズン<生>」が紹介されていました。グラスに注いだキリン一番搾りの上に、マイナス5度前後で凍らせたシャーベット状の泡を乗せた、世界でも類を見ないまさに“キンキンに冷えたビール”です。

現在キリンではこのフローズン生を、中国・上海、台湾、香港、シンガポールなど海外市場にも投入を始めています。キリンは香港のサンミゲル社と組んで一番搾りを香港市場で販売していますが、中国人の中には「体を冷やしたら体調に悪いから冷えた飲み物は好まない」という人が多く、フローズン生にとっては厳しい市場になっていました。

そこでキリンの営業マンはフローズン生を受け入れてもらいやすい若年層にターゲットを絞り、若い飲食店店主など300人を招待し試飲イベントをマカオで開催します。そのイベントで知り合った焼肉店の若いオーナーと提携し、マカオでフローズン生を飲める一号店の誕生につなげていました。

小久保製氷冷蔵のロックアイスやキリンのフローズン生といった蒸し暑い夏を冷やす商品は、東南アジアや中東など日本よりも熱い国々で受け入れられる大きなビジネスチャンスにつながるはずです。今後、日本の冷やす技術の世界展開を注視していきたいと思います。

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