将棋や自動運転、がん検診で使われる人工知能(AI)>未来世紀ジパング「世界一よくわかる・・・人工知能 AIの今!」

2017年の今年、将棋界のビッグニュースと言えば中学生棋士の藤井聡太四段の登場と、AIを使った将棋のコンピューターソフト「PONANZA(ポナンザ)」が、佐藤名人に勝った事ではないでしょうか。

2017年12月4日(月)放送の未来世紀ジパング「世界一よくわかる・・・人工知能 AIの今!」は将棋や警察、自動運転などAIが活躍する現場を徹底取材したまさに未来につながる回でした。

アメリカ西海岸のロサンゼルスでは、警察も人工知能(AI)を利用し未来の犯罪を予測しているとのこと。犯罪が起こりそうなパトロールエリアも、これまでの犯罪の種類や情報をもとにAIが決めています。トム・クルーズ主演「マイノリティ・リポート」の世界が近づいている気がします。

過去のがんの写真をビッグデータ(=膨大な情報)として保存し、AIがディープラーニングする(=深く深く自己学習する)ことで、AIが医者に代わってがん検診までできる時代がそこまで来ています。

AIを語るうえで避けて通れない企業として未来世紀ジパングで紹介されたのが、アメリカ・シリコンバレーのNVIDIA(エヌビディア)です。元々はゲームに使われる半導体(GPU)を製造していた会社ですが、その技術が最先端のAIに使われるようになったことで急成長した会社です。

NVIDIA(エヌビディア)の半導体を使うと、AIにおいて重要な「とにかくきれいな映像を、スムーズに速く動かすことができる」ようになるとのこと。日本のトヨタも同社の技術で自動運転ができる車の開発をしています。

働き方改革にAIを導入する日本企業も増えています。番組では離職率を食い止めるための従業員ストレスチェッカーや、お見合い相手のマッチングなどにもAIが利用されていると紹介されました。

今回の未来世紀ジパングは人工知能(AI)がどこまで人間の生活に影響を及ぼしてくるか期待と不安が入り混じる感想を持った回でした。ロボット大国の日本がAI時代を正しくリードして行ってくれるよう願います。

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