Wダブルおどり炊き SR-SPX5シリーズとバーミキュラライスポットが登場!ガイアの夜明け「”かまど炊き”を超えろ!~炊飯器 開発競争の裏側~」視聴レビュー

2015年5月12日(火)放送のガイアの夜明け「”かまど炊き”を超えろ!~炊飯器 開発競争の裏側~」は、日本人はもちろん外国人観光客からの人気も高い「電気炊飯器」がテーマの回でした。現在は内釜にこだわった、価格5万円以上の高価な炊飯器が特に人気だそうです。

番組冒頭、「かまどや土鍋で炊いたご飯」を電気炊飯器で実現するため、パナソニック(東証1部上場、証券コード:6752)の炊飯器開発チームが兵庫県丹波市にある民宿「おかだ」を訪れ昔ながらのかまど炊きの様子を見学していました。

1955年に東芝によって初めて発売された電気炊飯器は、保温機能やマイコン機能、そしてIH式など機能面が強化されながら、美味しいご飯がたけるよう進化してきました。内釜にこだわる高給な電気炊飯器が続々と誕生し、今では家電量販店の人気商品ジャンルとなっています。

パナソニックで電気炊飯器のソフト開発に携わるのが、”ライスレディー”と呼ばれる女性チームです。炊飯と試食を繰り返し、”一番おいしい炊き方”のプログラムを見つけていくのがライスレディーの仕事です。

2014年春、パナソニックでは「かまど炊きを超える炊飯器」を開発テーマに、ライスレディーのリーダー加古さおりさんを中心に2015年6月の販売に向けて新商品開発に乗り出します。

減圧で吹き出す蒸気を増やし、ライスレディーがたどり着いた最適な炊き上げソフトを採用することで、内釜内でコメをより躍らせることに成功。うま味と甘味が増したご飯の炊き上げを実現につながりました。

新商品はスチーム&可変圧力IHジャー炊飯器「Wダブルおどり炊き SR-SPX5」シリーズとして、炊飯容量1Lモデル「SR-SPX105」、1.8Lモデルの「SR-SPX185」が2015年6月1日より発売開始されます。

番組後半に紹介されたのが、大ヒット商品の鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ」を生み出した町工場の「愛知ドビー」です。当ブログでも過去記事で愛知ドビーの紹介記事を掲載しています。

水を入れなくても野菜や肉を美味しく調理できるという機能がうけ、一時15か月待ちになるほどの大ヒット商品となったバーミキュラ。愛知ドビーでは生産体制を増強したことで、2015年5月に納品待ちは2週間にまで短縮されたそうです。

そこで愛知ドビーでは、お客さんから寄せられた「バーミキュラでお米も美味しく炊ける」という声を参考に、火加減の調節がいらない機能を付けた炊飯専用の鍋の開発に乗り出します。

愛知ドビーは三重県の調理器具メーカー「中部コーポレーション」に炊飯鍋に適したIH調理器の開発を依頼、同社初となる家電製品「VERMICULAR RICE POT(バーミキュラライスポット)」の開発に成功します。

2015年4月に流通関係者や一部メディア関係者へのお披露目会を実施し、そこで得た意見や指摘をもとに年内の発売に向けて改良を行っていくとの事。鋳物の炊飯専用鍋で炊き立てのご飯を食べる人が、2016年は増えるかもしれません。

今回のガイアの夜明けで紹介された電子炊飯器や職人の鍋は、日本国内はもちろん、海外でも受け入れられる可能性の高い商品だと思います。とくに米食の文化があるアジア圏の国や、健康志向高まる欧米で受け入れられそうです。

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