minikura(ミニクラ)を運営する寺田倉庫の中野善壽CEOが登場!カンブリア宮殿「倉庫の概念変えた異色経営者」

2019年4月11日(木)放送のカンブリア宮殿「倉庫の概念変えた異色経営者」に登場されたのが、段ボール箱単位で倉庫を持てるクラウドストレージサービス「minikura(ミニクラ)」や、富裕層向けに美術品やワインなどを扱う特別な倉庫まで、天王洲アイルに本社を置く倉庫業者・寺田倉庫の中野善壽(なかの・よしひさ)CEOです。

番組冒頭に紹介されていたのが、段ボール1箱から預かってくれる個人向けの“ミニクラ”という倉庫サービスです。月額250円で入れたものを一つ一つ写真に撮りデータ管理までしてくれて、さらにヤフオクに出品することも出来る至れり尽くせりの個人向け倉庫サービスです。

倉庫と言うと企業から預かった荷物を保管しそれをシンプルに出し入れするだけというのが一般的なイメージですが、寺田の本社倉庫では厳重管理の中、最適な温度と湿度に保たれた環境で美術品やワイン、宝石などを保管しています。

寺田倉庫を率いるのが、2012年に創業家から託されCEOに就任した中野善壽氏です。就任当時は企業の品物を預かる下請け倉庫会社だったそうですが、中野CEOはわずか7年で大きな変革を行い、寺田倉庫を一般的な倉庫会社とは一線を画す企業に生まれ変わらせています。

例えば、寺田倉庫は羽田からほど近い天王洲エリアの30万平米の倉庫を、丸ごとオシャレな街へと変身させブランド価値を高めることに成功しています。現在、天王洲の街の建物の壁面には巨大な壁画が描かれ、カフェは親子連れやカップルでにぎわい、運河沿いにはボードウィークが作られています。

2018年12月、小澤征爾氏のコンサートで話題になったのも寺田倉庫が手掛ける電子楽譜「GVIDO(グイド)」です。GVIDO(グイド)は世界初の楽譜を開くように2画面で再生でき、約4,000曲を収められる電子楽譜として、楽譜市場に新風をもたらしています。

単なる一時保管場所としての倉庫業ではなく、ITを駆使して付加価値の高い保存ビジネスを展開する中野善壽CEO率いる寺田倉庫。フリマアプリやシェアリングサービスの人気が高まる中、寺田倉庫のクラウドストレージサービス「minikura(ミニクラ)」は益々人気が高まると思います。

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