粘らない納豆にトマト風味の佃煮は個人的にも食べてみたい!ガイアの夜明け「”伝統の味”を打ち破る!」感想&評価
ガイアの夜明け、2016年初回は2016年1月5日(火)放送のガイアの夜明け「”伝統の味”を打ち破る!」でした。納豆やつくだ煮など、当ブログ管理人KENも大好きでよく食べている日本の伝統食を取り上げた回です。
粘りやぬめりが嫌われ、外国人から不人気な日本の伝統食品、納豆。茨城県の納豆メーカー「金砂郷食品(かなさごうしょくひん)」はかつて、全国的なブランド「くめ納豆」を作っていましたが、激しい価格競争に巻き込まれて残念ながら倒産。
倒産時に「くめ納豆」のブランドも売却してしまったため、金砂郷食品では地元の納豆メーカーと手を組み、粘らない納豆「豆の香」を使って海外市場の新規開拓に取り組む模様が番組で取り上げられていました。
金砂郷食品と茨城の納豆メーカーが目指したのが、2015年10月にドイツ・ケルンで開催された開かれたヨーロッパ最大の食品見本市「ANUGA(アヌーガ)」です。金砂郷食品は「豆の香」を使った、常温で保存が効く新商品「納豆ペースト」をブースで振る舞ったところ、他の納豆メーカーと合わせ17社50か国もの引き合いがあったとのこと。
フランスの一流レストランのシェフが採用を決めるなど、粘らない納豆「豆の香」はこれから世界でも広がりを見せそうです。豆の香はネット通販でも購入できるようなので、機会を見つけてぜひ買って食べてみたいと思います。
ガイアの夜明け後半で紹介されたのが、昭和7年から佃煮を作り続ける秋田県の佐藤食品です。売り上げ減少に悩む佐藤食品では、IT企業のNiftyが展開する「うまいもんプロデューサー」に佃煮のプロデュースを依頼。
佐藤食品では寄せられたアイデアや意見を参考に、トマトと佃煮を合わせたトマト風味の佃煮を新たに開発し、三越恵比寿店の佃煮コーナーでの販売にもつなげられていました。トマト風味の佃煮は賞味期限が短いのがネックだと言われていましたが、今のご時世、5日程度の賞味期限はあまり気にならないと思います。
納豆も佃煮も、当ブログ管理人KENが好きな日本伝統の食材です。どちらも国内での売り上げ減少に悩まされているようですが、海外進出や新商品開発などで長く愛され続ける伝統食であって欲しいと期待しています。