クラウドファンディング×若手女性経営者の力!カンブリア宮殿「あなたの1000円が世の中を変える!新しい“お金”の流れ」感想&評価

2016年1月7日(木)放送のカンブリア宮殿「あなたの1000円が世の中を変える!新しい“お金”の流れ」では、2016年最初の放送回にふさわしく“クラウドファンディング”という先進ITテーマと、若手女性経営者の株式会社READYFOR(レディーフォー)米良はるか(めら・はるか)社長が紹介されました。

名古屋市・東山動物園のコアラのエサ代、沖縄の離島へ医師を派遣するための飛行機購入代、銚子電鉄の脱線車両再利用費、そして水族館の復旧費などなど、レディーフォーでは依頼者からの資金調達依頼を受け、支援者からの資金集めをネット上を中心に行っています。

レディーフォーでは支援した人たちに何らかのお礼が届く仕組みを採用しています。例えば動物園のコアラのエサ代の支援者には、コアラのうんちで作られたしおりがプレゼントされたとのこと。

株式などの投資と違ってリスクも少なく、寄付とは違いリターンもあるのがレディーフォーのようなクラウドファンディングの特徴です。老舗のレディーフォーは、これまでに延べ14万人から20億円近くを集めるまでに成長しています。

READYFORを立ち上げた米良はるか社長の起業のきっかけは、2010年にバンクーバーで開催されたパラリンピックだったそうです。財政難にあえぐスキー日本代表のワックス代の寄付をネットで募り、見事調達に成功。その結果、スキー代表は金メダルを獲得し、支援した米良氏はチームの一員として感謝されたそうです。

そこで関与することの喜びを知った米良氏は、レディーフォーでプロジェクトごとに必ず何らかのお礼がつく支援の仕組みを採用。映画のエンドロールに支援者の名前が載る特典など、ユニークな御礼が目を引きます。

投資や寄付の文化が根付いている欧米諸国に加え、日本は個人も法人も金銭的な支援を得にくい国だと個人的にも感じています。レディーフォーのようなクラウドファンディングが日本に広まり、新しいお金の流れが生まれるようになれば、日本経済そのものの成長にも多大な貢献をしてくれるはずです。若き美人経営者、米良はるか社長率いるレディーフォー社の今後に期待しています。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です