京都の菊水やカフェテルといった新たな宿泊施設が紹介されたガイアの夜明け「”異端”が作る ニッポンの宿」

多くの外国人観光客が日本を訪れるなか、人気の観光地・京都ではホテルや旅館の稼働率の高止まりが続き、宿が取りにくい状況が続いています。一方、京都にありながら老舗料理旅館「菊水」は客が来ない状況が続き、ついに身売りすることになりました。

2018年7月10日(火)放送のガイアの夜明け「”異端”が作る ニッポンの宿」は外食業界の異端児・バルニバービの佐藤裕久社長が買収した京都の旅館“菊水”、そして京阪ホテル&リゾーツが手掛ける1泊約4000円という格安価格の女性限定“カフェテル”を取り上げた境との旅行回でした。

菊水は京都でも紅葉の名所として知られる南禅寺の目と鼻の先にあり、もみじや桜が映える日本庭園が広がる宿です。しかしアクセスが悪く、客室も30年近く改装されておらず古臭さが目立つこともあり、紅葉の時期以外は稼働率も2割程度と苦戦していたそうです。

そこで、バッドロケーションで次々と飲食店を成功させた実績を持つバルニバービの佐藤裕久社長は半年もの期間を掛けて菊水を大改装し、部屋と料理の両方でより高級路線を打ち出します。

2018年6月からリニューアル後の菊水に宿泊できるようになりましたので、ご興味持って頂ける方は下記の楽天トラベルなどオンライン宿泊サイトをチェックしてみてください。

京都に登場した1泊4000円の女性専用宿「カフェテル」

私鉄大手・京阪グループの京阪ホテル&リゾーツが打ち出した新しいタイプのホテル、それが本格カフェとホテルを融合した女性限定の簡易型ホテル「CAFETEL京都三条for Ladies(カフェテル京都三条フォーレディース)」です。

カフェテルは簡易型施設のため風呂やトイレ、洗面所は共同になりますあ、1泊約4000円という格安価格に設定されています。女性限定にしたことでホステルのような宿泊施設を敬遠する女性客を取り込めるメリットもあります。

インスタ映えする小物や仕掛けをカフェテル京都の至る所に設置することで、SNSでの集客も狙っています。カフェテルは日本人だけでなく、外国人の女性観光客にも人気が高まると思います。

2020年の東京オリンピックに向けて、世界各国から日本を訪れる外国人観光客は増え続けています。菊水のような高級旅館や、カフェテルのような女性向け格安宿泊施設が増えてくれれば、日本を知ってファンになってくれる外国人もきっと増えるはず。

同時に、日本人が旅行や出張で京都を訪れた時の宿泊選択肢が広がる事にもつながります。旅行業界以外からの新規参入がもっと増え、ユニークな旅館やホテルが全国に広がってくれることを願っています。

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