スシローで“うに”とマグロを腹いっぱい食べたくなる!ガイアの夜明け「”絶品の味”・・・新たな争奪戦」
日本では昔からよく食べられている人気の食材でもある“うに”と“マグロ”。2016年8月23日(火)放送のガイアの夜明け「”絶品の味”・・・新たな争奪戦」では、あきんどスシローによるチリ産うにの仕入れと、ジェイトレーディングによるアイスランドのマグロ漁を取り上げた回でした。
回転寿司業界で売り上げランキング1位の株式会社あきんどスシローは、米中における和食ブームの影響もあり食材の調達に苦戦しているそうです。そこでスシローではこれまで商社を通じて仕入れることが多かった食材を、スシロー自身が生産地に直接乗り込んで味を改善し、より安く仕入れる取り組みを初めています。
今回のガイアの夜明けではスシローが現在、特に力を入れている「ウニ」の調達模様を追っていました。再び一皿100円でウニを提供するため、2016年4月、スシローの仕入れ担当チームがウニの水揚げ量で世界トップを誇るチリに乗り込み、現地工場の加工工程を改善し品質が向上された冷凍うにの輸入に成功します。
チリで発生した漁師による大規模デモの影響で期間限定で2016年8月中の発売となったものの、大人気になったためスシローでは12月からの販売再開を予定しているそうです。1皿100円のスシローのうに、販売再開された際には当ブログ管理人KENもお腹いっぱい食べに行こうと思います。
ガイアの夜明け後半は世界の漁獲量の約3分の1を日本が消費している「マグロ」です。太平洋でクロマグロが絶滅危惧種に指定され、漁獲規制が強化される中、水産商社の株式会社ジェイトレーディングでは北大西洋の島国・アイスランドの近海を新たな漁場とする取り組みを進めています。
アイスランドではタラやシシャモ漁などが盛んですが、マグロ漁は行われてこなかったそうです。しかし地球温暖化の影響で水温が上昇しマグロの餌がアイスランド近海に集まるようになったことで、地中海からサバなどを追ってマグロが北上してきています。そのためアイスランドの漁師もマグロ漁に乗り出せるようになりました。
番組終盤でもアイスランドの漁師たちが極上の天然クロマグロを吊り上げ、銀座の名店「九兵衛」で振る舞われる所まで取材されていました。今回のガイアの夜明けはウニにマグロと、実にお腹の空く回でした(笑)