伊東屋の伊藤明社長が語る、カンブリア宮殿「東京・銀座で111年 進化を続ける文房具のテーマパーク」視聴レビュー

2015年7月2日(木)放送のカンブリア宮殿「東京・銀座で111年 進化を続ける文房具のテーマパーク」には明治37年に創業した文房具好きの聖地「伊東屋」を運営する、株式会社伊東屋の伊藤明(いとう・あきら)社長が登場されました。

番組で紹介されていた伊東屋のオリジナル文房具は楽天市場などのネット通販でも購入可能です。伊東屋のボールペンやアルバムは楽天市場でも人気です。 ⇒伊東屋オリジナル文具のネット通販はコチラ

番組冒頭に紹介されていたのが、東京・表参道にある文房具好きが集うカフェ「文房具カフェ」です。ユニークなコンセプトが受け、オープンから3年で6,000人もの会員が登録する人気店になっています。日本における文房具人気の高さも伺えます。

創業家5代目社長の伊藤氏が率いる伊東屋は、東京・銀座の伊藤屋本店を2015年6月に新装オープン。12階建ての各階には様々な種類の文房具が並べられています。また銀座・別館には大人の隠れ家がコンセプトとなる商品が豊富に取り揃えられています。

例えば鉛筆なら最も軟らかい10Bから最も硬い10Hまで揃い、大小さまざまな地球儀だけを集めたフロアまであります。伊東屋では万年筆を中心に、最近人気の高級筆記具が1日に100本も売れるそうです。

伊藤社長はじめ、伊東屋の社員は皆さんいずれも劣らぬ文房具好きがそろっています。始業前に自主的に集まり文房具の勉強会を開いたり、壊れた万年筆は店頭で社員自ら修理してしまうなど、伊東屋は文房具オタクの集う会社のようです。

伊藤社長が伊東屋に入った1990年代から文房具業界には逆風が吹いてきました。パソコンとプリンターの普及によってインスタントレタリングという主力商品の売上は減少。

さらにアマゾンなどネット通販の登場により、街の文房具店の数は激減します。伊藤社長も商品数ではネット通販に勝てないと感じ、お客さんが文房具と出会え体験できる店作りを推し進めています。

銀座の伊東屋新本店も、百貨店のように大勢の人をターゲットにするのではなく、文房具を体験できるように全ての筆記具の試し書きができるほか、人気のグリーティングカードや便せんを、店内で実際に書いてもらうスペースまで用意されています。

また伊東屋には、ほかの文房具店にはない武器があります。それが、伊東屋が創業直後から発売し続けている「オリジナル商品」です。伊東屋独自のデザイン研究所も設立し、デザインにこだわったオリジナル文具を生み出しています(⇒伊東屋オリジナル文具のネット通販はコチラ)。

伊東屋の社員は皆さん、救命技能認定書を保有されています。人の集まる場所でいざという時に役立ちたいという、老舗ならではの地域貢献の魂が大切にされている証拠だと感じました。伊東屋銀座本店、今度訪問してみようと思います。

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