元気に老いる!ガイアの夜明け「常識を覆す…ニッポンのシニア」視聴レビュー

2013年8月13日(火)に放送されたガイアの夜明け「常識を覆す…ニッポンのシニア」を遅ればせながら視聴したので、そのレビュー記事を書いておきます。テーマは日本のシニア層。ツアーにファッションショーと、日本のシニアはとても元気だということが分かりました。

旅慣れたシニア層の夢をかなえるツアーを成功させてきた「グローバル ユース ビューロー」が、2013年7月に計画したのがなんと「北極圏ツアー」。グリーンランドから北極圏にまで行き、氷河やホッキョクグマなども見学するという内容です。

ツアーには冒険家の三浦雄一郎さん、フレンチの巨匠坂井宏行シェフ、そして生物学者や海洋学者など5人の学者に医師が同行するなど、シニアで無くてもうれしい特典満載。凄いのはツアー参加者60人の平均年齢が70歳、さらに最高年齢90歳というシニア層の元気っぷり。番組では最高齢90歳の方を主に追われていましたが、想像以上にアクティブでした。

ガイアの夜明け後半はシニアファッションについて。おじいちゃん、おばあちゃんが着る服は地味な色でサイズもぶかぶか、そんな固定概念を管理人KENも抱いていましたが、今回のガイアの夜明けを見て考えを改めました。

イベントプロデューサーの小堀義光さんが手掛ける「巣鴨コレクション」(通称ガモコレ)、目指すはガールズコレクションのシニア版とのこと。一般のシニアたちがモデルとなり、一流のメイクアップアーティストやウォーキングの指導を受け実際にファッションショーに挑戦するガモコレは、小堀さんが目標に掲げている6大都市開催も夢ではないと思います。

元高島屋のバイヤーで、現在はユニバーサルファッション協会名誉会長の今井啓子さんは現代の高齢者の「着たい服がない、似合う服がない」というニーズをとらえ、おしゃれをしたいシニア向けに新たな服を開発。今井さんがデザインされたシニア向けファッション商品は、東京・新宿の伊勢丹新宿本店でも取り扱われています。

今井さんがタイに招かれ日本の高齢者マーケットについて講演を行われたことからも分かる通り、日本のシニア市場は今世界から熱い視線が注がれているようです。企業や社会の活動でシニアが元気になり、そして元気に老いていくことで、高齢者問題が逆に日本の経済にとってプラスになる可能性もあるかもしれません。

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