阿蘇の旅館も熊本のシングルマザーも頑張っています!ガイアの夜明け「”ふるさと復活”に賭ける!~熊本に生きる人々~」
2016年4月14日、震度7を記録した熊本地震が発生しました。あれから1年、2017年4月25日(火)放送のガイアの夜明け「”ふるさと復活”に賭ける!~熊本に生きる人々~」では蘇山郷や阿蘇プラザホテルといった阿蘇エリアの宿泊施設の取り組みと、シングルマザーが集って活動するスーパー・ウーマン・プロジェクトが紹介されました。
熊本屈指の観光地である阿蘇も熊本自身によって宿泊客が大きく減少している地域です。そんな苦境の中、阿蘇・内牧温泉にある与謝野晶子ゆかりの和風温泉旅館「蘇山郷(そざんきょう)」は外国人旅行客を呼び込むため様々な改装を実施しています。外国人観光客がSNSで広めてくれやすいリニューアルを施した事もあり、宿泊客は以前の8割程度にまで戻ってきているそうです。
|
阿蘇プラザホテルも地震の影響で湯が出なくなっていますが、新たに掘り直した温泉が間もなく出る予定とのこと。さらに和室の大改装も計画するなど、前を向いて動き出しています。熊本・阿蘇宿泊の折には新しくなった和室に当ブログ管理人KENも泊まってみたいと思います。
|
2016年にガイアの夜明けが取材した阿蘇の阿部牧場では、震災当時、地震の影響で自慢の三つ星ブランド牛乳が売れず廃棄せざるを得ない状況に追い込まれていました(⇒2016年6月7日(火)放送のガイアの夜明け「熊本に生きる!」レビュー記事)。
あれから1年が経過し、阿部牧場では県外に販路を広げるなど、復活に向けて歩み出しています。パン工房「豆の木」も県外に展開できるるよう日持ちがするパン生地で作ったせんべいを開発中とのこと。完成したら熊本アンテナショップで売り出して欲しい商品です。
番組後半、熊本ブランドの商品を全国に広めるため、地震の影響で仕事を失ったシングルマザーや主婦たちが集まり立ち上げた「スーパー・ウーマン・プロジェクト」の取り組みが紹介されました。
スーパー・ウーマン・プロジェクトには40名以上の女性が参加し、WEBデザイナーの宮田幸子さんが代表となって活動しています。当初は復興支援で売れていた商品も次第に売れなくなってきたため、宮田さんは熊本から都内に出張し企業まわりの営業を頑張られています。
その結果、東京で女性向けシェアハウスを運営するスマートライフ社との商談が成立するなど、着実の販路を広げることに成功されています。スーパー・ウーマン・プロジェクトが扱う商品はネット通販でも購入できます(⇒ショッピングサイトはこちら)。
消臭機能付きインテリアライト「KAGUYA」は女性利用の多いシェアオフィスや宿泊施設からの需要も高まりそうですね。プレゼント用途にも向いている熊本ブランドアイテムだと思います。