然ブランドをネット通販で購入して阿蘇を応援!ガイアの夜明け「熊本に生きる!」放送動画の感想

2016年4月14日と16日の2度にわたり、最大震度7の巨大地震が熊本を襲いました。2016年6月7日(火)放送のガイアの夜明け「熊本に生きる!」は地震発生から1ヶ月以上が過ぎ、再生に向けて頑張る熊本の人々の活動に密着した回です。阿蘇の然ブランド阿部牧場、そして熊本のシタテルと縫製工場が紹介されていました。

ガイアの夜明けでは2013年12月3日の放送で、阿蘇の自然の恵みを活かした生産者たちが共同で立ち上げた「」ブランドを取材していました(⇒ガイアの夜明け「目立たぬ”ご当地”をブランドに!」)。そんな然ブランドの1つで牛乳やヨーグルトなどを作っている阿蘇の阿部牧場が今回のガイアの夜明けで紹介されていました。

国際コンクールで日本初の優秀味覚賞(三つ星)を与えられた阿部牧場ですが、地震による断水のせいで水が足りず、牛の飲み水や搾乳機の洗浄に必要な大量の水の調達できなくなっていました。牧場から1km以上離れた湧き水まで自分たちでホースを引いて水を確保し、地震から2週間後にようやく工場を再開させることに成功します。

しかし阿蘇を訪れる観光客が激減したため、せっかくの商品も売れずに消費期限が切れた商品を大量に廃棄する日々が続いていました。そこで阿部牧場の阿部さんは仲間たちと手を組み、阿蘇の様々な特産品を組み合わせた「祖復興支援セット」の通信販売に乗り出しています(⇒阿蘇復興支援セットのネット通販はこちら)。

今回の番組後半に紹介されていたのが、2015年2月10日放送のガイアの夜明けで取材されていた、熊本市にある“縫製事業のクラウドソーシング”ベンチャー企業「シタテル」です(⇒ガイアの夜明け「“ニッポン製”の逆襲が始まる!」)。

シタテルの河野秀和社長は東京・渋谷区にある人気アパレルブランドで、パリコレにも出品するデザイナーが経営している「アンリアレイジ(ANREALAGE)」から熊本で作って欲しいとの要望でトレーナーの注文を受注し、熊本・長洲町にある女性下着専門の縫製工場「モード・レディース」に取り次ぐことに成功されていました。

大地震のような大きな震災の時こそ、日本の助け合いの精神が問われます。これまでも東北の商品やサービスをできる限り購入するようにしてきましたが、今後は然ブランドのようなメード・イン・熊本の商品と、復興支援に取り組む企業を消費者として、そして投資家としてより選んで行こうと思います。

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