京都の福寿園とサントリーが緑茶ペットボトル業界を変えた!カンブリア宮殿「「伊右衛門」の“1兆円ヒット”を生んだ京都の老舗茶舗の革新力」

伊右衛門の名で知られる京都府木津川市にある製茶会社の株式会社福寿園(ふくじゅえん)。2016年9月15日(木)放送のカンブリア宮殿「「伊右衛門」の“1兆円ヒット”を生んだ京都の老舗茶舗の革新力」に登場されたのが、伝統と革新の二兎を追う福寿園の会長、福井正憲(ふくい・まさのり)氏です。

それまで「お~い!お茶」の毒誕生だった緑茶のペットボトル市場に“老舗ブーム”を起こしたのが、サントリー(正式社名はサントリー食品インターナショナル株式会社、東証1部上場、証券コード:2587、株主優待なし)が2004年に発売した「伊右衛門」です。

サントリーの伊右衛門はコンビニやスーパーなどで販売されている通常の伊右衛門に加え、体脂肪を減らすトクホの「特茶」や、夏にぴったりの贅沢冷茶、そして濃い味など複数のラインナップがあります。楽天市場などのネット通販では送料無料で伊右衛門を購入可能なのでまとめ買いにオススメです。

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京都の老舗茶舗・福寿園の茶葉の加工技術とその創業者の名を付ける大胆なネーミングにより、伊右衛門は天然水とBOSSに次ぐサントリー飲料ブランド販売数第3位にランクインしています。

伊右衛門の発売から10年、累計1兆3,000億円というサントリーを代表する大ヒット商品です。伊右衛門の大成功の裏にあったのが、古い茶業界で伝統と革新の二兎を追い続けてきた福寿園の経営と、80歳の今なお茶文化を訪ねて世界を巡る福寿園の八代目、福井会長の存在です。

福井伊右衛門が創業した福寿園は京都の福寿園タワーや大規模な茶工場を構え、年商121億円、従業員数300人以上の京都を代表する企業でもあります。福寿園の本店ではお客さんの好みにあわせたオーダーメード茶の販売から、茶葉を料理に取り入れたフランス料理まで楽しめます。

また福井会長が宇治に作った「福寿園 宇治工房」では、お客さんが石臼で抹茶を挽くことや、茶畑で摘んだ葉を自分で加工してお茶を煎れることなど、様々な茶体験ができます。

福井会長は150回を超える世界各国の視察旅行を通じて、世界中の茶ビジネスの現場を見聞きし、辺境の地で飲まれる茶文化に触れることで、独自のアイデアを生み出されているそうです。

サントリー伊右衛門の大ヒットで儲かったお金は、外国人向けや一般企業にお茶文化を体験できる場の提供に投資されているそうです。日本茶の文化は世界でも通用すると当ブログ管理人KENも信じているので、福寿園の取り組みは1消費者側としても応援して行きたいと思います。

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