海外展開や豊洲ブランドのミールキットに期待!ガイアの夜明け「シリーズ 東京新名所ウオーズ第3弾 豊洲へ!男たちの闘い」

83年の歴史に幕を下ろした築地市場から豊洲市場への移転が2018年10月11日に完了しました。2018年11月6日(火)放送のガイアの夜明け「シリーズ 東京新名所ウオーズ第3弾 豊洲へ!男たちの闘い」は産地直送など市場を通さない取引が増える中、豊洲新市場で勝負する山治や高徳、倉田商店などの仲卸業者の闘いを追った回です。

2018年7月31日に小池都知事が築地から豊洲への市場移転を正式決定したことで、築地市場最大の仲卸「山治」の山崎康弘代表をはじめ多くの仲卸業者は気持ちに整理をつけ豊洲新市場への移転に覚悟を決められたとのこと。

豊洲新市場の敷地面積は築地市場の1.7倍もあり、築地とは違い温度が一定管理された閉鎖型の施設になります。そんな豊志新市場内で最大の店舗スペースを確保したのが、数千万円の投資をかけ蔵庫や水槽などの設備をすべて新調した山﨑代表率いる仲卸業者の山治です。

山治の山﨑代表によると、豊洲新市場は温度管理や衛生管理が徹底されていることから、これまで販路として広げることが難しかった海外への魚介類輸出の拠点にも成り得るとのことです。

高徳の小川代表は豊洲市場近くのマンション住民を対象に豊洲の魚を振る舞うなど新たな販路開拓に乗り出しています。また倉田商店は豊洲市場に新設された加工パッケージ棟で魚の切り身を真空パックで加工し、豊洲の魚を使ったフィッシュ&チップスを売りにするマリン社に販売しています。

さらに倉田商店の倉田代表は豊洲の青果の仲卸業者とタッグを組み、加工済みの鮮魚と野菜をパックにした宅配用ミールキットという中央卸売市場初の試みに乗り出しています。

ミールキットはネット通販サイト「豊洲の目利き」でお取り寄せ購入できます。豊洲ブランドのミールキットにご興味持たれた方はチェックされてみてください。

一方、豊洲新市場への不安を払拭するため東京都は地方の水産業者向けに必死のPR活動を行っていますが、一部の業者からは安全面などでまだまだ不信感があるようです。

正直なところ、消費者や水産業者が抱えた豊洲新市場への不信感はしばらく払拭されることは無いと思います。ただそんな厳しい時期だからこそ、海外展開やミールキットなど仲卸業者の新たなチャレンジがより注目を集められると期待しています。

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