デザミスやオプテゥムのソリューション技術に期待大!ガイアの夜明け「誰が支える?食卓の”真実”」

日本人が大好きな和牛。そんな和牛の卸売価格はこの5年でなんと6割以上も値上がりしています。黒毛和牛を扱う人気焼き肉店もメニューの値上げを決断するなど和牛価格高騰の影響は出始めています。

2017年12月19日(火)放送のガイアの夜明け「誰が支える?食卓の”真実”」で紹介されたのが和牛の繁殖農家向けソリューション「U-motion(ユーモーション)」を提供する株式会社デザミスと、ドローンと人工知能を活用したスマート農業ソリューションを影響する株式会社オプティムです。

和牛の価格高騰の要因のひとつが繁殖農家の高齢化と減少です。なんと、その数は40年前の2割以下にまで急減しています。和牛を育てる繁殖農家が減ると繁殖雌牛が減り、子牛が不足し、結果として和牛価格の高騰につながってしまいます。

和牛畜産農家のリスクと重労働を解決するため、ウシの健康状態などをリアルタイムでモニタリングするセンシング技術を活用したソリューション「U-motion(ユーモーション)」を提供しているのが株式会社デザミスです。

デザミス社はNTTテクノクロス株式会社と組み、農家の負担や出産の事故を減らすため牛の分娩時期を知らせる機能の追加や、U-motion(ユーモーション)の小型化の取り組みを進めています。分娩アラートと小型化が成功すれば、日本はもちろん世界での需要も高まるはずです。

ドローンと人工知能の技術が日本の農業を変える

ドローンや人工知能の技術を駆使し農業の技術革新に挑んでいるのがベンチャー企業の株式会社オプティムです。ドローンから送られる空撮画像からAIが虫食いを検知し、その場所にピンポイントで農薬を散布することで害虫駆除を行うソリューションを提供しています。

このスマート農業ソリューションにより農家は人手や農薬の使用量を大幅に減らすことができ、野菜や果物の低農薬栽培が可能になります。さらに育てた野菜を「スマート野菜」として食の安全に関心の高い人々にアピールすることができます。

アグリドローンの自動操縦が実現できれば農家が直面している就農者の減少、後継者不足といった問題解決にもつながると思います。和牛のセンサーなど最先端技術は、日本の農業の救世主になるはずです。

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