日吉屋の“和傘ライト”に清水焼・丈夫窯の“花瓶”、京仏具・小堀の“漆と金箔装飾タイル”が美しい!ガイアの夜明け「消えゆく”伝統工芸”の逆襲!」

2017年2月7日(火)放送のガイアの夜明け「消えゆく”伝統工芸”の逆襲!」は、年商100倍を実現した京都の和傘店「日吉屋」の職人店長・西堀耕太郎さんが手掛けるプロジェクトや

京都市が支援する日仏共同の伝統工芸商品プロジェクトが2016年5月に組まれました。プロジェクトを率いるのは創業150年、京都にある和傘店「日吉屋」の5代目である西堀耕太郎さんです。

西堀さんは和傘の仕組みを応用した照明機器をデザイナーと開発し、海外市場でヒットさせたことで、年商が約150万円だった日吉屋を2億円の売上にまで大成長させた敏腕職人でもあります。

ちなみに、世界各国のホテルなどでも採用されている日吉屋の日本製和傘ペンダントライトは楽天市場などのネットショップで購入可能です。受注生産になるようですが、詳細を知りたい方は下記画像をクリックしてみてください。

日吉屋の日本製和傘ペンダントライト
古都里(KOTORI)

今回のガイアの夜明けでは、有名ブランドのエルメスで経験を積んだフランス人デザイナーと組んだ清水焼「丈夫窯」の“花瓶”、そしてフランス人インテリアデザイナーと組んだ京仏具「小堀」の漆と金箔を使った“壁の装飾タイル”の製品化が取り上げられました。

2017年1月にフランス・パリで開催された世界最大級のインテリアデザインの見本市「メゾン・エ・オブジェ」では、日吉屋の西堀さんが率いるプロジェクトチームから京都の伝統工芸10社が参加。

京仏具の小堀が手掛けた漆の塗りを薄くして木の素材感を出した「装飾用タイル」はバイヤーからの人気が高く、モロッコのホテルから見積もり依頼を獲得するシーンが放映されていました。丈夫窯では使ったことのない色合いに挑戦した清水焼の「花瓶」も売れたそうです。

昔ながらの伝統工芸品の市場は年々縮小していますが、日本の職人が生み出したこだわりの逸品は海外で人気が高いことが今回のガイアの夜明けで再確認できました。京都の職人の技術に、新たなアイデアや切り口が加われば、これから先も十分に世界で勝負していけるはずです。

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