日本気象協会のレーダー観測技術や鳥取再資源化研究所の発泡ガラスが世界の問題を解決する>未来世紀ジパング「世界を救うニッポンの秘密兵器」

2017年11月6日(月)放送の未来世紀ジパング「世界を救うニッポンの秘密兵器」はモルドバのひょう被害を防ぐため活用される日本気象協会のレーダー観測技術や、モロッコのトマト農家を悩ます水不足を解消する鳥取再資源化研究所の発泡ガラスが紹介された回です。

東ヨーロッパにあるワイン王国としても名高い小国モルドバ。現在モルドバを悩ませているのが、おにぎり大もの巨大ひょうによる家屋の破壊やけが人の発生です。

モルドバワインを生み出すブドウ畑もひょう被害にあっているため、モルドバ政府も見過ごせないと巨大ひょうを撃退する対策チームを結成。なんと、積乱雲の中にロケットを撃ち込んで雲を散らすという驚きの対策を行っています。

日本気象協会のレーダーによる観測技術を活用することで、モルドバ降ひょう対策室は効率よくミサイルを打ち込めるようになり、コスト削減にもつながっているようです。

モルドバのひょう被害が減り、守られた葡萄畑が美味しいモルドバワインを生み出してくれるようになれば、日本に輸入されるモルドバワインの質向上&価格ダウンにつながるかもしれません。ワイン好きには期待できるニュースです。

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砂漠化するモロッコを救う

トマト輸出量で世界第4位を誇るアフリカ・モロッコ。しかし現在のモロッコでは雨が降らず地下水が枯渇し、水不足が続いていることもあり、トマト産業は大打撃を受けています。

そんなモロッコの水不足危機を救うため、株式会社鳥取再資源化研究所では農作物に与える水の量が格段に少なくてすむ廃ガラスから作られた魔法の石「発泡ガラス」をモロッコのトマト農家に販売しています。

この鳥取再資源化研究所の発泡ガラスを畑の中にまくだけで、モロッコ農家はまく水の量を半分にまで減らすことに成功しています。今後水不足は世界的な問題になる可能性が高いため、発泡ガラスは今後ますます需要が高まると思います。

今回の未来世紀ジパングでは、日本の優れた技術として北陵の下水管を修理する小型ロボットや、日東建設が開発したコンクリート強度計測器「クボ・ハンマー」も紹介されていました。

大手企業による偽装などの問題もありますが、世界各国の農業やインフラを支える技術として、日本の優れた技術はこれからますます需要が高まるはず。消費者や投資家としても信頼できる企業や技術を見極める必要がありそうです。

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