“現代の赤ひげ先生”こと服部匡志医師が登場!カンブリア宮殿「一人でも多くの人に光を!日本とベトナム救う さすらいの眼科医」放送動画の感想

2016年5月19日(木)放送のカンブリア宮殿「一人でも多くの人に光を!日本とベトナム救う さすらいの眼科医」に登場されたのが、フリーランスにして眼科手術で世界でもトップレベルの腕を持つドクター、服部匡志(はっとり・ただし)眼科医です。2014年5月28日(月)に放送された未来世紀ジパング「世界を救う!ニッポンの赤ひげ」にも登場された方です。

服部眼科医はどこの病院にも属さず、フリーで日本各地の眼科医不足の病院を渡り歩き、数多くの手術をこなして回られています。神の手と称される腕があるからこそ、日本全国の病院から声がかかるのでしょう。

そんな服部眼科医は月の半分を日本の医療活動で稼ぎ、半分はベトナムに渡って貧しい人々を無償で治療する活動を行っています。番組では通常40万円もかかる難手術を、貧しいベトナム女性の為に無償で実施し成功した模様も放映されていました。これまで14年間で救ってきた貧しい患者は16,000人以上にも上るそうです。

服部眼科医が医師を志したのは高校生のころ、末期ガンでお父様を亡くされたことがきっかけだったそうです。患者や家族の立場に立った医療をするため、4浪の末に医学部に進学し、努力を重ねて眼科医になられたとのこと。

2001年に学会で出会ったベトナム人医師から貧しい人々を助けて欲しいと懇願された服部眼科医は、最初は3か月のつもりでベトナムに渡られたそうです。しかし手術費用が払えず多くの人が失明する現状を目の当たりにしたことで、日本の病院を辞めて無償でベトナムの人々を治療する事を決断されます。

14年間にも及ぶ多大な功績が評価され、2014年にはベトナムで外国人に与えられる最高勲章「ベトナム友好勲章」を叙勲されています。また服部眼科医の活動に賛同したメガネチェーン「三城」が出資し、ベトナム・ハノイに最新設備を整えた日本国際眼科病院が2014年に設立されました。

服部眼科医はお金のあるベトナム人から正当な治療費をもらい、それを貧しい人への無償医療に回す仕組みの確立や、志を同じくする病院の医師たちの直接指導に現在注力されています。今では20人を超える伝承者たちが育ってきているそうです。

その中からは服部眼科医と一緒にベトナムで無償医療に加わる医師も出てきています。ベトナムだけでは無く、現在はミャンマーやラオスでも活動されている服部眼科医。服部イズムの継承者たちが世界各国で人を助ける日も近いと、今回のカンブリア宮殿を視聴し再確認しました。

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