がんばれMMJ!再び、巨大”規制”に挑む!ガイアの夜明け15周年企画「ニッポン転換のとき」第3弾~ バター不足さらなる闇~視聴レビュー

2017年6月13日(火)放送のガイアの夜明け「再び、巨大”規制”に挑む!ガイアの夜明け15周年企画「ニッポン転換のとき」第3弾~ バター不足さらなる闇~」は、国産バターや良い輸入バターが手に入りにくくなっている現状を追った回でした。

国産バター不足を補うため、海外からバターを輸入しているのが農林水産省が所管する農畜産業振興機構(ALIC、エーリック)です。農林水産省からの天下り人事の受け入れ先になっている感もある組織です。

エーリックが輸入したバターは入札という形で卸業者などに販売されますが、ケーキ店などが輸入バターを購入する際にその価格は倍近くに跳ね上がっています。またエーリックによる輸入独占システムが、バター不足の一因となっているとガイアの夜明けで指摘されていました。

2016年11月22日に放送されたガイアの夜明け「巨大”規制”に挑む!〜明かされる「バター不足」の闇〜」で紹介されたMMJ(ミルクマーケットジャパン)、そして北海道釧路市の阿寒町で酪農家を営む福田貴仁も今回のガイアの夜明けで再び紹介されていました。指定団体や農協による嫌がらせとも見える様々な障害を乗り越え、2017年6月、福田さんはついにMMJに生乳出荷を開始しています。

北海道東部に位置する別海町の酪農家は農協系の指定団体ホクレンではなく、MMJに生乳を卸すことで自分たちのブランド「別海のおいしい牛乳」を作り、なんと現在は海外市場にも打って出ています。

別海のおいしい牛乳の台湾での販売価格は1リットルパックで720円と地元スーパーでも最も高い値段が付けられテスト販売されましたが、見事売り切れ、チェーン店舗でも販売されることになりました。台湾で売られている牛乳の2倍の金額でも認められるのはさすが日本産のこだわり牛乳ですね。

安くて質の高い国産バターを作るため、MMJの茂木社長は酪農大国オーストラリアと組み、日本にバター工場を作ろうと動かれています。酪農家が農協を通さず、MMJに生乳を出荷するようになれば、日本の乳製品が国内はもちろん世界でも売れるようになるはず。

大きな規制に立ち向かうのは困難の連続だとは思いますが、日本の消費者のため、そして日本の農業のためにも、MMJや気概のある酪農家の方々にはがんばってもらいたいです。自分もMMJの乳製品を買うことで微力ながら応援したいと思います。

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