大和麺学校や原田左官工業所で新人若手が急成長!ガイアの夜明け「新たな”プロ”の育て方」放送動画の感想

2016年6月21日(火)放送のガイアの夜明け「新たな”プロ”の育て方」では、専門的な知識や経験を短期で身に付けられる学校や会社として、大和麺学校や原田左官工業所が紹介されていました。前者はラーメン屋の店長を1週間で、後者は左官職人を1か月で育てています。

人気ラーメン店「麺屋 六感堂」の店長も通っていた“1週間でラーメン店開業に必要なノウハウが身につく”麺学校、それが東京・品川にある入校まで2~3か月待ちという「大和麺学校」です。運営するのは香川県にあるラーメンやうどんなどの製麺機メーカー、大和製作所です。

この大和製作所は小型製麺機の国内シェア40%と、日本で第1位の売上規模を誇る製麺機メーカーでもあります。そんな大和製作所が展開する大和麺学校では、経験や勘に頼らず、様々な種類のラーメンのレシピを数値化して調味料などの調合を生徒に教える「デジタル・クッキング」を売りにしています。

2016年2月には日本のラーメン店を開きたいという外国人向けに5日間でノウハウが身につくよう、シンガポールにも大和麺学校を開校しました。番組では大和麺学校シンガポール校に通う外国人第一期生の奮闘を放映していましたが、遠路はるばるお金を払って通いに来ただけあって参加者の本気度を伺い知れました。

米国シアトルから車で30分の場所にある、ワシントン州イサクアに2016年6月7日、大和麺学校シンガポール校の第2期卒業生がアメリカでは珍しいつけ麺専門店の「RAMEN BUSHI-DO」をオープンしたとのこと。個人的にもアメリカ現地に行くことがあれば、「RAMEN BUSHI-DO」に足を運んでみたいと思います。

番組後半、こてを握るまでに5~10年必要とされる左官職人の世界において、新人を1か月でプロの入り口に立つまで育て上げる企業として東京・文京区の「原田左官工業所」が紹介されていました。社員の平均年齢はなんと34歳で、10~20代の職人の姿も目立つ企業です。

熟練職人のお手本映像を見て、それを真似て練習する「モデリング」とよばれる手法を採用することで、新人でも1カ月でプロの入り口に立てるようになるそうです。パソコンやスマホを使うことで、見て覚える仕事を職場や自宅でも練習できる、それが原田左官工業所の強みでもあります。

ガイアの夜明けでは珍しい女性の左官職人が、会計事務所の玄関壁に色鮮やかな桜模様を描き上げるシーンも紹介していました。ラーメン職人に左官職人と、“職人”の技を短期間で学べるようになることで、日本の商品やサービスが国内外で広まりやすくなることでしょう。

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