外国人目線で日本の良さを再発見!未来世紀ジパング「再発見・・・日本人が知らないニッポン!」視聴レビュー
2013年10月28日(月)に放送された未来世紀ジパング「再発見・・・日本人が知らないニッポン!」を視聴しました。「ニッポン再発見シリーズ」の第2弾です。第1弾は2013年9月に放送された「ニッポン再発見!お土産に商機あり!」です。
タイでは2013年7月、日本に来るのに今まで必要だったビザがいらなくなり、気軽に旅行できるようになったそうです。同じ仏教徒であるタイ人にとって、日本は大人気の観光地とのこと。
そんな日本ブームに一役買っているのが、毎週4回も放送され、日本だけを取り上げる人気旅番組「Majide Japan」(マジデ・ジャパン)です。この番組は東京や大阪以外、例えば千葉、熊本、山口など地方都市をメインに取り上げているのが特徴です。
未来世紀ジパングによると渋谷のスクランブル交差点や、新幹線のぞみが高速で通り過ぎる新富士駅、レインボーブリッジの風景が楽しめるゆりかもめなどが外国人からは人気だそうです。
英語のガイドブックとしては世界一の発行部数を誇る「ロンリープラネット」。そのロンリープラネットの日本を担当する編集者アンドリューさんが来日し、福岡県・柳川で読者が楽しめる体験ありきの場所をめぐる模様も番組で放送されていました。
博多のうどん店だけでなく、うどんの発祥の地である福岡・博多の承天寺を紹介するなど、ストーリーを重視するアンドリューさん。老舗旅館さいふやでは英語をしゃべるスタッフを確認するなど、きめ細かい取材をされていました。
ロンリープラネットは旅行ガイドブックですが、インターネットでは日本在住の外国人が情報発信する「japan-fuide.com(ジャパンガイド・コム)」が海外からの旅行者に人気だそうです。
番組のラストでは、タイ人が殺到している北海道・歌登のホテル「うたのぼりグリーンパークホテル」が紹介されていました。射的に輪投げ、流しそうめんに華道等など、日本のありったけを外国人が1か所で体験できるユニークなホテルです。エゾ鹿の見学やオホーツク海からの日の出などもあり、外国人にとって日本の魅力を一気に体験ができるホテルだと思います。
沸騰ナビゲーターの山口義行さん(立教大学経済学部教授)の未来予測は、「自己発見・自己発信で1億総観光大使時代へ」。日本が観光立国としてさらに成長するには、新たな施設を作るのではなく、自分たちのことを振り返って自己発見し、更にそれを世界に発信すべきだ、という提言でした。
当サイト管理人の自営業者KENも同感ですが、日本の良さを発信するのに英語は関係ないと思います。行政と企業、個人がそれぞれ役割を果たせば日本の良さを世界に発信することはもっとできるはず。私も自分の仕事で海外向け情報発信を強化して行こうと思います。