外国人に大人気、未来世紀ジパング「ニッポン再発見!お土産に商機あり!」視聴レビュー

2013年9月16日(月)に放送された未来世紀ジパング「ニッポン再発見!お土産に商機あり!」を視聴しました。外国人に人気の高い日本の“お土産”について取り上げられた回になります。

政府観光局によると、2013年上半期に、日本を訪れた外国人はおよそ500万人だそうです。円安の影響もあって、このままいくと今年は過去最高となる勢いだとのこと。

キティちゃんグッズやゆるキャラグッズ、アニメグッズなど、キャラクターものはお土産として人気だそうです。また北海道の銘菓「白い恋人」も外国人に箱買いされるほどの人気だとのこと。抹茶や小豆などのお菓子も人気高そうです。

そして温水洗浄便座。お土産で買って帰る方が多いということに驚きました。加えて2013年は日本の74%の家庭で温水洗浄便座が導入されているという統計にもまたビックリしました。

未来世紀ジパングによると、外国人に人気の日本のお土産は「炊飯器」、「ゆるキャラ」、「Tシャツ(機能性の高いインナー等)」、「お菓子」、そして「温水洗浄便座」等があるそうです。

温水洗浄便座は一度使ってもらえばその良さをユーザーに分かってもらえ、体験した事のある人がクチコミで宣伝してくれるという相乗効果もあります。
温水洗浄便座の先駆け、TOTOはイギリスの高級ホテルや地元の販売店、日本料理店などにウォシュレットを置いてもらい、外国人のクチコミ拡散を狙っています。最新の温水洗浄便座はワンダーウェーブ洗浄など、日本の技術力の高さがうかがい知れました。

東京の合羽橋には現在、円安の影響もあり多数の外国人が訪れているそうです。スペイン、フランス、カナダなど色々な国の人達が切れ味鋭い“和包丁”を求めて訪れているとのこと。お土産として和包丁を買って帰る外国人も増えているそうです。

熊本県・八代市にある700年以上の歴史がある包丁メーカー「盛高鍛冶刃物」も、現在の注文の3分の1は外国人からの注文になり、54か国と取引があるそうです。職人の技術によって作られた和包丁が、世界中に広まってくれるのは日本人として誇らしく感じます。

そんな和包丁に魅せられ、名だたる和包丁300種類を扱う和包丁の専門店がなんとカナダにあると番組で取り上げられていました。「knife wear」というお店で、店を経営するのは元々レストランのシェフだったカナダ人です。カナダでは洋包丁から和包丁に切り替える人も増えているそうです。お客さんのコメントで「歴史、伝統、そしてすべて手作りだという点が素晴らしい」とあったのが印象に残りました。

沸騰ナビゲーターの経済ジャーナリスト、財部誠一さんがコメントされていた「本物であれば海外につなぐだけで劇的に売れる」というのは確かにその通りだと思います。重要なのはそのつなぎ手ですが、セールスマンとして外国人の方に広めてもらうのが

未来予測は「2020年までに 第2第3の和包丁が誕生する」。2020年は東京オリンピック開催の年になり、今後、日本に対する海外からの関心は高まります。たとえば和食は海外に広まっているのに、日本酒はまだまだ広まっていないので、今後海外で人気になる可能性も高いと思います。

未来世紀ジパングで取り上げられた「盛高鍛冶刃物」のように、英語のホームページを作っただけで世界に認められる例もあります。日本の中にある日本人が忘れてしまっている宝物を発掘し、お土産として外国人の方々に海外市場へ繋げてもらう。未来世紀ジパング「ニッポン再発見!お土産に商機あり!」は、自営業者KENにとってビジネスのヒントをもらえた回になりました。

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