美瑛を目的地に変えたラパンフーヅ中道博社長が登場!カンブリア宮殿「食のチカラで驚きの集客を実現!”味の仕掛け人”が打ち出す新戦略」
かつては富良野に立ち寄るついでの観光地だった北海道・美瑛ですが、JAびえい美瑛選果の誕生により多くの観光客が訪れる街へと変貌しています。2017年7月6日(木)放送のカンブリア宮殿「食のチカラで驚きの集客を実現!”味の仕掛け人”が打ち出す新戦略」は、そんな美瑛を目的地に変えた立役者とも言える有限会社ラパンフーヅの中道博(なかみち・ひろし)社長が登場された回です。
「美瑛選果」も宿泊できるレストラン(=オーベルジュ)「ビブレ」も仕掛け人は同じ、ラパンフーヅの中道社長です。ミシュラン三ツ星レストランの「モリエール」をはじめとし、ミシュラン選出のレストランを多数経営する料理人社長です。
美瑛選果にあるレストラン「アスペルジュ」や、北海道美瑛町のレストランホテル「オーベルジュ ビブレ」など、料理の力で美瑛を目的地とする施策に成功された中道社長とJAびえい。現在、美瑛を訪れる観光客は165万人と、10年前に比べ5割増となっているそうです。
中道社長に感化され、JAびえいも「焼きとうきび」のような美瑛の食材を使ったオリジナル商品の開発と販売に注力し、売り上げを伸ばしています(美瑛の焼きとうきびはネット通販でもお取り寄せ購入できます)。
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北海道真狩村のオーベルジュ「マッカリーナ」
ラパンフーヅ中道博社長が自治体と手を組み地方再生に乗り出すようになったきっかけが、自己資金3,000万円を投じて作った北海道真狩村のオーベルジュ「マッカリーナ」です。
演歌歌手の細川たかしの出身地ということ以外とくにとりえのなかった過疎の真狩村に、今では年間80万人の観光客を呼び込むことに成功されています。
地域再生と共に中道社長が力を入れているのが若手の人材育成です。中道社長は冬のシーズンオフになったオーベルジュを使い、若手料理人の教育を行う塾を開催しています。
中道社長の塾は年齢制限はなく、より実践的な内容を学べ、シーズン中は店のスタッフとして働きながら周辺の農家で食材に触れられるという特徴があるため、多くの料理人を目指す人たちが集まっているそうです。
パッチワークの路や水面が青く見える青い池など美しい町だった美瑛は、中道社長やJAびえいの取り組みにより、今では美味しい町へと生まれ変わっています。
新千歳空港のお土産エリアにある美瑛選果の人気商品、それが美瑛のトウモロコシが詰まった「コーンパン」です。北海道旅行の際には一度購入してみようと思います。