糀屋本店の塩麹や甘酒、気仙沼ニッティングの手編みカーディガンが人気!カンブリア宮殿「地方から奇跡のビジネス革命を起こした女性社長スペシャル」

2017年3月2日(木)放送のカンブリア宮殿「地方から奇跡のビジネス革命を起こした女性社長スペシャル」は塩麹や甘酒などの”麹”ブームの火付け役、糀屋本店の浅利妙峰(あさり・みょうほう)社長と、被災地・気仙沼の復興プロジェクトで立ち上がった気仙沼ニッティングの御手洗瑞子(みたらい・たまこ)社長の女性起業家2名が登場されたスペシャル回でした。

おいしくて体に良いとされる麹ブームが2011年に起こりましたが、この火付け役となったのが大分県佐伯市で300年以上続く老舗「糀屋本店」の浅利妙峰社長だそうです。

2007年に塩麹を家庭の調味料として売り出したことがきっかけとなり麹の人気が高まり、2011年にマルコメなど大手メーカーも参入したことで塩麹ブームが発生しました。塩麹を商標登録せず、レシピを惜しげもなく公開され、2006年からブログで情報発信されていた糀屋本店の浅利社長の先見性は素晴らしいです。

浅利社長の麹レシピは書籍としても出版されています。楽天ブックスやアマゾンなどのオンライン書店でも購入できますので、麹料理を試してみたい方はレシピ本をチェックされてみてください(⇒浅利妙峰社長の塩麹レシピはこちら)。

宮城県気仙沼市は東日本大震災で大きな被害を受けた地域です。そんな気仙沼で全国でも珍しい手編みニットを手掛ける会社が「気仙沼ニッティング」です。看板商品の手編みニットのカーディガンは完全オーダーメイドで15万円と高額ながら、なんと200人の予約待ちという人気だそうです。

気仙沼ニッティングはスタッフ2人の小さな会社ですが、地域のお母さんたち60人を編み手として採用することで手編みニットを生産しています。社長の御手洗氏はブータンでの仕事経験もある異色の経歴を持った方です。

被災地で人々が誇りをもって働ける中長期的な事業の必要性を感じた御手洗社長は、コピーライターの糸井重里さんから声をかけられたこともきっかけとなり、単身気仙沼に乗り込み毛糸やデザインにこだわった気仙沼ニッティングを立ち上げます。

被災地だからという状況に甘えず、自分たちの力でビジネスを初年度から黒字化された気仙沼ニッティング社の取り組み、そして御手洗社長の努力は素晴らしいと思います。ちなみに気仙沼ニッティングの商品はネット通販で購入可能です(⇒気仙沼ニッティング公式ショップはこちら)。

糀屋本店の塩麹や甘酒、気仙沼ニッティングの手編みカーディガンは、どちらも昔ながらの商品であり、両者ともに女性起業家が率いる地方企業という共通点があります。今後のさらなる売上拡大が期待できます。

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