日本橋の朝と若者をつかめるか!?ガイアの夜明け「東京新名所ウォーズ② 日本橋を変える!髙島屋の野望」

2018年10月16日(火)放送のガイアの夜明け「東京新名所ウォーズ② 日本橋を変える!髙島屋の野望」は日本橋にある老舗百貨店の髙島屋(東証1部上場、証券コード:8233、株主優待カードあり)が2018年9月25日にオープンした新館「日本橋髙島屋S.C.(ショッピングセンター)」に密着取材した回でした。

江戸時代より経済・流通・金融の中心地として栄えてきた歴史ある街・日本橋は、近年、オフィスビルやタワーマンションが続々と建設さるなど大規模な再開発が進行中です。

その日本橋に1933年に開業した老舗百貨店「髙島屋」。歴史ある髙島屋本館の隣に9月25日にオープンした「日本橋髙島屋SCは、百貨店ではなくショッピングセンターという形態で数々のテナントを誘致しているのが特徴です。

日本橋髙島屋ショッピングセンターの開発を担ったのは百貨店本体ではなく、グループのデベロッパー「東神開発」です。近隣で増えているオフィスビルに勤める20~40代の働く世代に狙いを定め、朝需要を取り込むため人気のパン屋「365日」や高級老舗スーパー「紀ノ國屋」を誘致しています。

日本橋ではコンビニ以外に朝からオープンしている店がほとんどないため、日本橋髙島屋ショッピングセンターでは朝食や昼食を買う通勤客のために開店時間も朝7時半に設定。地下1階と1階に飲食店とスーパーを重点的に配置しています。

2018年9月25日にオープンして以降、番組で紹介されていた人気パン屋の「365日と日本橋」、そして店内厨房調理の朝食用スープ&サラダを売り出した「紀ノ國屋」はじめ、日本橋髙島屋SCの来場者数は当初の予想以上となっているそうです。

高島屋では新館「日本橋髙島屋S.C.」のオープンに合わせて本館のリニューアルにも着手し、1階の化粧品売り場に表参道などでサロンを運営する「uka」と組んで体験型サロン「ベルサンパティック」をオープンさせました。

ベルサンパティックでは日本橋で増えている若いOLが気軽に立ち寄れるように、メイク・ヘアアレンジ・ネイルアートなど30分以下の時短メニューを充実させています。バイヤー自ら近隣オフィスに営業をかけるなど集客にも注力しています。

百貨店が既製品を売って稼ぐ時代はもう終わり、今後は他社と組んだり、モノでは無くコトを売り出すサービスが重要になってきていると、今回のガイアの夜明けを見て改めて感じました。

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