生鮮食品の仲卸業者やイオン、日建設計等の日本企業が世界で活躍!未来世紀ジパング「ニッポンの逆襲!築地市場がアジアに移転?ヒット連発!限定版の新ブランド」

2018年10月10日(水)放送の未来世紀ジパング「ニッポンの逆襲!築地市場がアジアに移転?ヒット連発!限定版の新ブランド」で取り上げられたのが、タイ・バンコクにオープンしたリトル築地市場とも言える日本生鮮卸売市場、ベトナムでヒットしているイオンのファッションPB「ジョルノ・ミモザ」、そしてスペインFCバルセロナの本拠地「カンプ・ノウ」の改修プロジェクトを勝ち取った日建設計です。

大型スーパーによる産地との直契約やインターネット通販の台頭もあり、日本の仲卸業者はその数を大きく減らしています。そんな中、仲卸業者の亀本商店では市場で買い付けた魚介類をタイ・バンコクに送り、2018年6月にタイでオープンした日本生鮮卸売市場で販売しています。まさにタイにおけるリトル築地市場です。

タイ・バンコクにオープンした日本生鮮卸売市場は亀本商店など3つの仲卸業者と、JAL(日本航空株式会社)の関係会社がタッグを組み作った卸売市場です。航空会社が出資していることもあり、日本近海で獲れた金目鯛やシマアジ、牡蠣、ウニなど新鮮な魚介類が1日以内に築地からタイへと届きます。

急成長中のベトナムでは2年前にZARA、昨年はH&M、そして来年2019年にはユニクロも初進出し、世界のファストファッション一大市場とになります。

イオンベトナムもベトナムのカジュアルファッション市場にプライベートブランド(PB)「ジョルノ・ミモザ」で参入しています。現地化したベトナム限定ブランドで、日本の会社が作っているということもあってベトナム国内でヒットしているそうです。

番組最後に取り上げられたのが、世界的に有名なスペインのサッカーチーム「FCバルセロナ」の本拠地スタジアム「カンプ・ノウ」改修を勝ち取った建築設計事務所大手の日建設計です。完成は4年後の2022年です。

10万人もの観客を収容できる欧州最大のスタジアムを、FCバルセロナの試合を中断せずに作らなければならないという難題が課せられた一大プロジェクトでもあります。日建設計がどんな工事で新カンプ・ノウを作り上げるのか世界が注目しています。

少子高齢化で縮小し続けている日本ですが、豊洲市場に移転する築地市場の仲卸業者によるタイ進出や、イオンのベトナムPB「ジョルノ・ミモザ」の成功、そして日建設計によるFCバルセロナの本拠地スタジアム「カンプ・ノウ」の改修プロジェクトと、目を世界に向けることでビジネスはまだまだ拡大を続けられると思います。

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