日本企業のエコストロー開発に期待!未来世紀ジパング「世界プラスチックストローの行方&夢の海外移住はあり?なし?」
直近でも東南アジア諸国が廃プラスチック輸入規制を強化したり、カナダが使い捨てプラスチックの使用を禁止する方針を発表するなど、世界各国でプラスチック規制が広まっています。
2019年4月24日(水)放送の未来世紀ジパング「世界プラスチックストローの行方&夢の海外移住はあり?なし?」はプラスチック製品の代表格とも言える“プラスチックストロー”が環境先進国のイギリス、マレーシア、台湾でどうなっているかを徹底取材した回でした。また、ゴールデンウィーク直前ということもあり、海外移住する日本人の生活も取り上げられました。
マクドナルドは2025年までに日本を含む全店でプラスチック製ストローの廃止を表明し、イギリスではいち早く紙製のストローに切り替えています。環境先進国のイギリスでは多くの店舗で紙ストローが採用されるようになっています。
プラスチックストローの消費大国でもあるマレーシアですら、プラスチック製ストローを提供しない店が徐々にですが増えているそうです。さらにマレーシアでは金属製のマイストローがひそかにブームになっているとのこと。
日本でも大ブームになっているタピオカミルクティーですが、飲むには通常よりも大きなサイズのストローが必要不可欠です。タピオカミルクティーが人気の台湾ではエコストロー専門店も登場しており、ガラスや竹、チタン、ステンレスを材質にしたエコストローを販売しています。
ただ問題はやはりコストです。タピオカミルクティーのストローの値段は、プラスチックが2円のところ、使い捨ての竹繊維が8円、チタン製になると1,080円にもなってしまいます。
今後は耐水性の高い紙素材のストローや、トウモロコシのような植物由来で自然分解できる環境にやさしいストローの開発も進んで行く事が期待されます。
13年連続で日本人が住みたい国ナンバー1に君臨するマレーシア
すでに2万4千人を超える日本人が住んでいるのが、13年連続で住みたい国No1に輝き続ける東南アジアのマレーシアです。英語が通じて長期滞在のビザが取得しやすく、物価も安く、日本の食材も手に入りやすく、世界最大級の日本人コミュニティもあることがマレーシアの人気の秘密です。
マレーシアに移住するのはシニアだけでなく、美容師など手に職を持った若者も移住していると番組で紹介されていました。スマホアプリやルームシェアを活用することで、若者世代もマレーシアライフを格安で過ごせるようです。
台湾も日本人観光客や日本人の移住先として人気が高まっています。親日国家でもあり、90日間の滞在であればビザも不要の台湾は、光熱費の高い夏冬や、花粉症のシーズンだけプチ移住する国としてもオススメです。
今回の未来世紀ジパングは前半がプラスチックストロー、後半がマレーシアと台湾への移住と、2部構成の放送回でした。こうした構成は情報量も多く、ちょっとお得な気持ちになるのでテーマによってはありだと思います。