お好み焼き千房や三井アウトレットパークも進出する台湾の統一地方選で第三極が躍進!未来世紀ジパング「台湾異変!親中で日本寄りの新たな風」

2018年11月14日(水)放送の未来世紀ジパング「台湾異変!親中で日本寄りの新たな風」は11月24日に蔡英文政権の今後を占う重要な統一地方選挙を迎えた台湾の今を取り上げた回でした。ちなみに2020年の台湾次期総統選を占う統一地方選は、与党の民進党が大敗を喫し、蔡英文総統が党主席を辞任する結果となりました。

大阪のお好み焼き店「千房」が初進出を果たすなど、日本のグルメ人気も高い台湾。親日家が多い台湾では、日本に観光に来た台湾人が、本物の日本食の味を台湾内で広めてくれるため、日本食店が進出しやすい土壌が形成されています。

台湾には日本の巨大アウトレットモールも相次ぎ進出しており、220店舗が入る本格的なアウトレットモール「三井アウトレットパーク」も台湾に進出しています。

日本のグルメも台湾の三井アウトレットパークに多数出展しており、東南アジア観光客の外せない観光スポットになっています。中国本土からの団体ツアーが減少している中、東南アジアからの観光客獲得は台湾にとって生命線とも言えるでしょう。

中国福建省の目と鼻の先にあり、過去には中国本土と砲弾が飛び交う緊張関係にあった台湾・金門島。現在も軍事施設が点在する中、金門島には中国本土からの観光客が大挙して押し寄せています。なんと毛沢東ミルクティーなる観光客に人気の飲み物まで!金門島の現状から中国による台湾に対するアメとムチが垣間見ることができます。

世界遺産ロックアイランドがある美しい海を持ち、親日の国としても知られる太陽の小国パラオですが、台湾と外交関係を結んでいるため中国からの団体ツアーが激減してしまっているとのこと。一時期は中国人観光客や中国マネーが入っていただけにパラオの経済は大打撃を受けています。

これまでは親中(国民党)か独立(民進党)かだけだった台湾ですが、新たに「中国友好で日本寄り」を掲げる”第三極”に注目が集まっているそうです。それが現台北市長で無所属の柯文哲氏です。11月24日の統一地方選挙も最大野党・国民党の丁守中氏と与党・民進党の姚文智氏を破って当選しており、次期総統候補の呼び声も高い新たなリーダーです。

中国と貿易戦争で争うアメリカ・トランプ大統領も台湾に近づいている中、極論ではない第三の道を模索できる人物として台北市長の柯文哲氏は今後ますます注目されることが予想されます。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です