日本交通の川鍋一朗会長が登場!カンブリア宮殿「拾うから選ばれるへ 老舗3代目のタクシー革命!」

2018年11月15日(木)放送のカンブリア宮殿「拾うから選ばれるへ 老舗3代目のタクシー革命!」に登場されたのが日本のタクシー業界No1の売り上げを誇る老舗タクシー会社、日本交通の川鍋一朗(かわなべ・いちろう)会長です。日本交通はタクシーの配車アプリ「JapanTaxi(旧:全国タクシー)」の提供会社でもあります。

利用者減で低迷が続く日本のタクシー業界にあって、拾うから選ばれるタクシーを理念に掲げ、初乗り運賃410円への値下げやタクシーの配車アプリ「JapanTaxi(旧:全国タクシー)」サービスの提供など、日本のタクシー業界に革命を起こし続けているのが創業家3代目、川鍋一朗会長率いる日本交通です。

2017年1月、東京のタクシー初乗り運賃はそれまでの730円(2㎞)から410円(1㎞)に値下げされました。それ以来、短い距離をタクシーで移動するチョイ乗り客が増加しているそうです。配車アプリ「JapanTaxi」と初乗り410円の相乗効果は高そうです。

またトヨタが開発したタクシー用の新型ワゴンタイプのタクシーの導入も日本交通が先んじて進めており、セダンタイプのタクシーと比べてゆったりしていて乗りやすいとお客さんからも高評価を得ています。

日本交通では介護資格を持つ乗務員による「サポートタクシー」や、ガイドの資格を持つ乗務員による「観光タクシー」、子供の送り迎えをサポートする「キッズタクシー」、妊婦さんを優先して運んでくれる「陣痛タクシー」など、日本交通では客に寄り添ったサービスを展開することで選ばれるタクシー会社を目指しています。

日本交通を率いる川鍋会長は乗務員のサービス向上を図るため、様々な研修やマニュアル化を徹底し、さらには覆面モニター制度を設けて乗車中のタクシーに抜き打ちチェックまで行っています。

一方、社員のやる気を高めるため、川鍋会長は3段階のキャリアパス制度という仕組みも作っています。一般乗務員から始まり、キャリアを積み試験に合格すると給料が約1割アップする高級路線の黒タク乗務員になり、最終的にはサポートタクシーや観光タクシーといった専門性を持ったエキスパートドライバーへと昇格する仕組みです。

新型ワゴンに配車アプリ、キャリアパス制度など新たな取り組みを進めている日本交通は学生の就職先としても年々人気が高まっており、来年度は約150名もの内定者が入社する予定とのこと。とくに女性の新卒採用が多いところにタクシー業界の未来を感じました。

日本交通と言えば今から3年前、2015年9月8日(火)放送のガイアの夜明け「タクシー頂上決戦」でも当時は社長だった川鍋一郎氏の取り組みが取り上げられていました。

当時の視聴レビュー記事でも書いたのですが、日本交通は3年経った今も1,000億円近い売上高を持ちながらまだ上場していません。全国タクシー・ハイヤー連合会の会長も務める川鍋一郎氏、ぜひ日本交通を上場させて頂きたいと願っています。

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