アメリカのスニーカー投資市場やデトロイトの再生、中国の馬ビジネスなどカネ余り最前線が学べる未来世紀ジパング「いま、世界のカネが集まる場所~リーマンショックから10年~」

2018年9月は早いものでリーマンショックから10年が経ちます。2018年9月19日(水)放送の未来世紀ジパング「いま、世界のカネが集まる場所~リーマンショックから10年~」は再び突入したカネ余り時代で、世界のカネが集まる場所としてアメリカのスニーカー市場や再生するデトロイト、中国の馬ビジネス等が紹介されました。

アメリカでは今、ナイキなどの限定スニーカーが定価の何十倍もの価格で取引されるスニーカー投資が空前のブームになっているそうです。アメリカのスニーカー転売市場は6,000億円にも成長しているとのこと。

番組ではスニーカー投資で1,000万円も稼いだ14歳の少年や、ホームレスからスニーカー投資で億万長者になった男性も紹介されていました。

アメリカでは財政破たんした自動車の街デトロイトも、不動産会社のベッドロック社が世界中から集めたお金を投資することで、大手企業の誘致や新しいビルの建設など再生に向けた動きを加速しています。

日本人の個人のお金もアメリカの不動産市場に流れています。日本で住宅販売などを手がけるオープンハウス(東証1部上場、証券コード:3288、株主優待あり)はテキサスの中古物件を仲介し、大和ハウス(東証1部上場、証券コード:1925、株主優待あり)と伊藤忠商事(東証1部上場、証券コード:8001)も「アトリエ・プロジェクト」というテキサス州ダラスの賃貸マンション建設プロジェクトを進行中です。とくに税金が低く賃金が安いテキサスに日本人投資家や日本企業が進出しているとのこと。

富裕層が急増している中国で馬バブルが来る!?

アメリカや日本のようにカネ余り大国の1つ中国では、現在“馬バブル”が起きようとしていると今回の未来世紀ジパングで取り上げられていました。新興富裕層の間では子どもに数百万円もする馬を買い与え、高級乗馬クラブに通わせるのがステータスになっているそうです。

中国で馬ビジネスが盛り上がっている要因として、中国政府が5年後にギャンブル競馬を一部地域で解禁する可能性があると報じられたことがあります。約5,000億円もの巨費を投じて中国・海南に競馬場を建設しようとするビジネスマンもいるくらいです。

未来世紀ジパングの公式サイトでは、WEB限定の動画特別編が公開されています。12分以上もの長めの動画でアメリカの新たな経済圏、カネと距離を置く「スラブシティ」、ポートランドの物々交換サービス、スニーカー取引市場のストックX等が取り上げられています。誰でも無料で視聴できますので、ご興味持たれた方はサイトをチェックしてみてください(⇒ウェブ限定動画はこちら)。

リーマン・ショックから10年、次の大きな経済危機はアメリカではなく、中国の不動産市場で引き起こされる可能性が高いと思われます。日本の投資家も国内だけでなく、世界の金の行方により注視しなければいけない時代です。

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