人手不足倒産が急増する日本では外国人の採用がポイント、未来世紀ジパング「ニッポンの人手不足もここまで来た…新・人材争奪戦勃発」
帝国データバンクによると、2013年に人手不足倒産の統計を取り始めてから2017年は初めて年間100件を超えたとのこと。しかもこの人手不足倒産、昨年比で40%以上も増加しています。
2018年5月2日(水)放送の未来世紀ジパング「ニッポンの人手不足もここまで来た…新・人材争奪戦勃発」は日本を襲う人手不足の波をタクシードライバーの外国人採用や、予備校に通う優秀な中国人留学生の積極採用、ベトナムの高度人材育成スクール、そして中国企業のベテラン日本人採用といった視点から解説した回でした。
ドライバーの平均年齢がまもなく60歳に届く日本のタクシー業界。大手タクシー会社の日の丸自動車興業では人手不足と高齢化に打ち勝つため、外国人を正社員として積極的に採用しています。
人手不足に端を発する人材争奪戦、日本の有名企業は現在、中国人留学生を青田買いしているそうです。とくに海外に進出する日本企業は海外の工場や支店で働く優秀な人材を必要としているため、日本に留学している外国人留学生を積極採用しています。
ベトナムの首都ハノイにあるハノイ工業大学では、日本の中小企業の外壁工事会社、南富士株式会社が日本で働くエリートを養成する特別なスクールを運営しています。これまで日本企業100社以上に優秀なベトナムの高度人材を送り込んできたそうです。
人手不足の日本ですが、日本の50~60代といった定年間近のオジサン世代の人材は今、大量に中国に流失しているとのこと。成長著しく競争も激しい企業が多い中国企業が、経験豊富な日本のベテランを求めている証拠でもあります。
日本のベテランサラリーマンは組織作り、仕組み作りと言った技術面以外でもセールスポイントにできる面がたくさんあります。今後は中国以外の東南アジア諸国でも需要増になると思われます。
当ブログ管理人KENの個人的な意見ですが、日本の人手不足解消は外国人も重要ですが、主婦の積極採用も解決策になる得ると思います。優秀な女性が職場復帰しやすい環境を整えることで、中小企業もまだまだ伸びるはずです。