平昌オリンピック開催中の韓国の今がグルメ視点で分かる、未来世紀ジパング「どうなる日韓関係!?食から見える!韓国のいま」
平昌オリンピック開催中で、北朝鮮との融和を進めながら日本や米国との距離を置き始めているように感じる韓国。2018年2月5日(月)放送の未来世紀ジパング「どうなる日韓関係!?食から見える!韓国のいま」は“食”の現状や異変から韓国の今を取り上げた回でした。
トランプ大統領の来韓時の晩さん会でふるまわれた「独島エビ」。日本の竹島(韓国では独島と呼ぶ)周辺で獲れたエビを、韓国の漁師が勝手に名付けたのが「独島エビ(どくとえび)」だと番組で紹介されていました。
韓国では独島とは関係ないマグロにも“独島マグロ”というネーミングが付けられていたり、マンガ巨人の星を盗用した独島チキン店まであるそうです。
韓国で定着しつつある“ひとりメシ”文化
韓国グルメの変化として、不況にあえぐ韓国では政府による規制緩和もあり、若者がフードトラックを持つケースが増えているとのこと。また一人焼肉や仕切りのあるラーメンなど、ひとりメシ店も増えているそうです。韓国のひとりメシ文化は日本の影響が大きいようです。
さらに、韓国のインターネット業界ではひとりメシを生中継し、YouTubeの広告収入やカンパで稼ぐ人も増えています。番組ではこのひとりメシ配信で年収1,000万円も稼ぐ男性も登場していました。
日本の漫画「孤独のグルメ」が人気になり、ネットカフェのような「ひとりカラオケ」も増え、コンビニ弁当も昔に比べて大きく進化したことで、韓国でも1人で過ごす人がとくに若い世帯で増えています。
今回の未来世紀ジパングの終盤に紹介されていたのが、コスパの良い韓国の屋台グルメやコンビニ居酒屋、そして格安テイクアウトコーヒーの「コーヒーマン」です。なんと本格コーヒーが1杯90円で楽しめます。
株式会社トリドールホールディングス(東証1部上場、証券コード:3397、株主優待あり)が運営する日本の丸亀製麺も韓国に進出し、大成功している日本のチェーン店です。1本100円のトッピングメニューの焼き鳥が大ヒットしたことでコスパの良い日本食として人気が高まったそうです。
日韓関係だけでなく、北朝鮮やアメリカとの関係もいまいちよく分からない韓国。グルメを始め日本の良いものを取り入れることに抵抗のない韓国の若者達が増えることで、日本と韓国の関係も改善して行ってくれることを願います。