モバイクやアリペイも日本進出！未来世紀ジパング「中国異変！知られざる日本”爆進出”〜メード・イン・ジャパンの真実〜」

2017年8月28日（月）放送の未来世紀ジパング「中国異変！知られざる日本”爆進出”〜メード・イン・ジャパンの真実〜」はモバイクやアリペイなど中国企業の日本進出を取り上げた回でした。

2017年8月、東京都千代田区神田神保町に中国の老舗ラーメン店「馬子禄牛肉面」（マーズルー牛肉面）がオープンしました。マーズルー牛肉面にとって初の海外進出店とのことです。

中国で空前のブームとなった乗り捨て自由なシェア自転車サービス「モバイク」も日本に進出してきた中国企業の1社です。GPSを使った自転車探しや決済までスマホ1台で管理できる便利さから中国で爆発的に広まっています。

2017年8月下旬、モバイク社は日本で初のサービスを札幌市内で開始。大手コンビニチェーンのセイコーマート、ドラッグストアなどと交渉し、専用のモバイク駐輪場を用意してもらうことでサービス拡充を図っています。

約5兆5千億円を投資し、70万人が住める「フォレストシティー」の開発が中国企業主導でマレーシア・ジョホールバルにて進んでいます。

フォレストシティーのようにマレーシア政府が力を入れる南部ジョホール州の複合開発地域「イスカンダル・マレーシア」開発ですが、中国による爆投資が進みすぎ、物価高騰やゴーストタウンなどの問題も増えているとのこと。

中国政府も海外投資を規制し始めていますが、番組によると投資の形が不動産買収から、中国企業が日本にやってきて工場を建てる「メード・イン・ジャパン」への投資に代わっているそうです。

中国最大手の通信機器メーカー、ファーウェイは日本での工場拠点展開を発表。長城汽車や、フェニックス光学といった大手中国企業が現在、次々と研究拠点や製造拠点を日本に置き始めています。

番組では上海慎興ブラシの汪霖会長が大阪に自社ブランド商品生産のための工場を建設し、品質に定評のあるメイド・イン・ジャパンの歯ブラシを中国国内で販売するまでの取り組みを紹介していました。

今回のミリ世紀ジパングを視聴するまで、こんなに中国企業の日本進出が進んでいるとは知りませんでした。中国企業への支援が充実している横浜市には今後も大手中国企業の進出が進み、経済に好影響を与えてくれると思います。