洗濯マグちゃんとWOTA循環型シャワーに期待大!ガイアの夜明け「始まる!水”革命”」
最高気温が35度以上となる猛暑日が40日も続いた2018年の日本の夏。世界各地でも猛暑を記録し、各地で豪雨や干ばつといった水の被害が多発しました。
2018年9月4日(火)のガイアの夜明け「始まる!水”革命”」は人間が生きるために欠かせない水という限られた資源の有効活用を特集した放送回です。100万個を販売する人気商品の“洗濯マグちゃん”、そしてベンチャー企業WOTAが開発した循環型シャワーに注目です。
洗ってもなかなかとれない洗濯物の汚れや臭いを解消できる商品として、番組では洗剤は使わない「洗濯マグちゃん」が紹介されました。使い続けることで洗濯槽や排水ホースについた汚れまで落としてくれる商品です。
洗濯マグちゃんを開発・製造・販売しているのは、茨城県・古河市で自動車向けのボルトやナット、ネジなどの製造を手掛ける町工場「宮本製作所」です。
宮本製作所は洗濯マグちゃんを使った洗たく排水で育てた野菜を百貨店で売り出すことで、農家の収入アップや地球環境の保全にもつながる活動にも注力しています。
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上下水道が無くても生活できる水インフラの構築
6種類のフィルターと水の汚れを感知するAI(人工知能)によって、30リットルのタンクの水をろ過し続けながら使い続けることができる画期的な循環型シャワー。
この水道がなくても使い続けることができる循環型シャワーを開発したのが、サッカーの本田圭佑氏も注目するベンチャー企業の「WOTA」です。濾過後の水は匂いも一切なく、水道水の基準を上回るほどの水質を誇ります。
WOTAでは2018年の夏の西日本豪雨で大きな被害を受けた被災地にも循環型シャワーを持ち込み、被災者支援も行っています。軽量化・小型化された循環型シャワーは被災地やキャンプ場などはもちろん、今後世界の発展途上国などでも活躍の場を広げて行くと思います。