麻薬戦争に南シナ海問題、テロなど問題も山積み。未来世紀ジパング「日米中が欲しがるフィリピン!ドゥテルテその後の異変」

約1か月ぶりのブログ更新となります。1か月以上前の2017年7月3日(月)放送の未来世紀ジパング「日米中が欲しがるフィリピン!ドゥテルテその後の異変」を視聴しました。フィリピンのドゥテルテ大統領による麻薬戦争の現状や南シナ海の領有権問題、貧困対策などを取り上げた回です。

ドゥテルテ大統領の肝いり政策でもあり、400万人とも言われるフィリピンの麻薬中毒者を一掃しようとするフィリピン麻薬戦争。なんとフィリピンでは取り締まるはずの警察官たちまでも麻薬に手を染めているそうです。

ドゥテルテ大統領は警察は腐りきっていると発言し、フィリピン警察の麻薬捜査を一時中断。現在はフィリピン軍に麻薬撲滅を指示しているとのこと。今後もフィリピン麻薬王とドゥテルテ大統領の攻防は続きそうです。

南シナ海に浮かぶスカボロー礁は、中国が領有権を主張しはじめ実効支配している岩礁です。フィリピンの漁師たちにとっては様々な種類の魚が獲れる豊富な漁場のため、生活のかかった漁師たちは危険を承知でスカボロー礁で漁を行っています。

エネルギーや海洋資源を欲する中国は南シナ海にどんどん進出してきています。日本もフィリピン沿岸警備隊に巡視船を供与するなど支援を強化していますが、中国の2兆5千億もの援助に比べるとどうしても見劣りしてしまいます。

今回の未来世紀ジパングを視聴して感じましたが、フィリピンのドゥテルテ大統領はアメリカ、中国、そして日本と上手く交渉するやり手のビジネスマンだと思います。ただミンダナオ島におけるイスラム国のテロ活動など問題も多々抱えています。

日本の希望はフィリピンの貧困対策やインフラ設備など、国民の生活を豊かにする支援をグローバルモビリティサービス株式会社(GMS)のような日本企業が行っていることで、フィリピン人からの信頼と友好を積み上げている点です。

未来世紀ジパングの公式サイトではウェブ限定の特別動画「予習編~ドゥテルテ人気の裏側~」も公開されています。3年で8兆円規模のインフラ投資を予定しているドゥテルテノミクスの追加情報を知りたい方はチェックしてみてください(⇒動画はこちら

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