ANA(証券コード9202、株主優待あり)が成長してきた秘密が明らかに!カンブリア宮殿「ついにJAL超え!全日空快進撃の秘密」

売上高、旅客数ともにJALを抜いて日本一になったANA(東証1部上場、証券コード:9202、株主優待あり)。LCCのピーチとバニラエアを成功に導き、ANAでも国際線で大攻勢を仕掛ける全日本空輸の篠辺修(しのべ・おさむ)社長が2016年11月10日(木)放送のカンブリア宮殿「ついにJAL超え!全日空快進撃の秘密」に登場し、JAL超えを果たしたANA改革について語られました。

成田空港にできたLCC専用ターミナルのおかげで、日本の若者を中心に奄美大島が大人気になっているそうです。なんと3年前と比べ、観光客は10万人も増えているとのこと。観光客増加の最大の要因が2013年に運航開始したLCCのバニラ・エア就航です。

奄美大島のレンタカー店や地元居酒屋もかつてない活況を呈し、経済効果は40億円以上にもなるそうです。成田から奄美大島までは片道5千円台と、大手航空会社の半額以下の金額で行けるのは確かに安いですね。

このバニラエアは全日空(ANA)のグループ会社です。ANAの前身は日本ヘリコプターという農薬散布などをするヘリコプター会社でした。だから航空会社コードは「AN」ではなく「NH」なんですね。

現社長の篠辺氏は1976年に整備士としてANAに入社し、企画室でスターアライアンス加盟やピーチアビエーション設立など様々な改革を行ってきたことで、ついにJAL越えを果たすことに成功します。

全国約3,000万人が登録している全日空(ANA)のマイレージ会員。当ブログ管理人KENもANAマイルを貯めています。カンブリア宮殿ではANAマイラー注目サービスとして「レシポ!」が紹介されていましたので、さっそく使ってみようと思います。

ANAの2015年国際線旅客数は816万人と、808万人のJALを抜き日本一になりました。そして2016年10月30日には羽田からニューヨーク、シカゴ便を新たに開設。さらに最近はカンボジア・プノンペンや中国・武漢など続々と国際線を増やしています。この国際線強化の仕掛け人が篠辺修現社長だそうです。

全日空では地方活性化プロジェクトも強化しており、比内地鶏など日本の地方の食材を使った機内食も提供しています。全日空の機内誌「Tastes of JAPAN」でも日本各地の地域グルメを紹介しており、日本人はもちろん海外の観光客が日本の地域を訪問するキッカケにもなっているとのこと。

日本ヘリコプターとして1952年に創業し、2015年度はグループで売り上げ1兆7911億円、社員数約3万6000人を誇る巨大企業の全日本空輸株式会社(ANA)。自分もJALよりANAを利用する事が多いので、株価は高いですが投資先として検討してみようと思います。

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