マレーシア、台湾、そしてベトナムで人気の日本の売り方ビジネス>未来世紀ジパング「世界に挑む日本式販売!」

2016年11月14日(月)放送の未来世紀ジパング「世界に挑む日本式販売!」はマレーシアで日本の伝統的な売り方で顧客を獲得しようとする伊勢丹、台湾で実演販売することで売り上げを伸ばす実演販売士のプロ集団「コパ・コーポレーション」、そして日本の道の駅のベトナム展開を追った回でした。

マレーシアの首都クアラルンプールに2016年10月末、百貨店の伊勢丹(証券コード:3099、東証1部上場、株主優待カードあり)がリニューアルオープンしました。クールジャパン機構も8億円出資している「日本文化」と「おもてなし」を感じられる百貨店です。

現代の御用聞きとも言える“チームなでしこ”が編成され、マンツーマンでマレーシアの富裕層に高級品を販売しています。未来世紀ジパングでは旅行会社を経営する夫婦がチームなでしこの接客によって70万円以上の買い物を気持ちよくしているシーンも取り上げられていました。親日国のマレーシアで日本式百貨店の人気は今後ますます高まりそうです。

実演販売士が集まってできた会社「コパ・コーポレーション」は実演販売士が30名以上在籍しており、年商は21億円に上ります。日本でも実績をあげる実演販売士はさらなる可能性を求め台湾に進出。

番組では早稲田大学を卒業したイケメン実演販売士、ラショーモン亀山さんが台湾の百貨店で日本の洗剤や、台湾のスーパーで調理器具を販売する事に成功されている模様を放映していました。台湾を攻略できれば香港や中国国内への販促にもつなげられると思います。

経済成長著しいベトナムでは交通事故も増えているそうです。そんな交通事故が増えているベトナムに今増えているのが日本式の「道の駅」です。長距離バスの休憩所として、そして地域の特産品の販売所として機能しています。交通事故の減少、そして地域の経済活性化にもつながる素晴らしい取り組みだと思います。

日本の商品やサービスだけでなく、「日本の売り方を売るビジネス」は今後さらに世界に広がっていくことでしょう。とくに伊勢丹がマレーシアで始めた日本式のおもてなし接客は他の東南アジア各国、そして米国やヨーロッパ等でも受け入れられると思います。

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