日本式温泉、少林寺拳法、そして外国人ABCランク分け制度>未来世紀ジパング「シリーズ中国異変!「○○ブーム」に隠れた大問題」

2017年3月13日(月)放送の未来世紀ジパング「シリーズ中国異変!「○○ブーム」に隠れた大問題」で取り上げられたのが、自称“発展途上国”の中国で巻き起こっている様々なブームと、その裏に隠れた中国の問題点です。

番組冒頭に紹介されていたのが、温泉に入りながら川の対岸の北朝鮮を一望できる江戸温泉など中国で人気と言う日本式の温泉です。ただやはり中国、大江戸温泉物語など日本の人気温泉をパクった日本式温泉も増えているそうです。

少林寺拳法も現在中国でブームになっており、武術学校の中にはなんと3万5千人の生徒を抱える所もあるとか。ただこの少林寺ブーム、その実態は貧しい農村の子供たちが警察や軍隊に入るための登竜門になっているそうです。

2017年4月から始まるのが、外国人居住者をランク付けする「外国人選別制度」です。外国人をABCの3段階にランク分けするこの制度、番組によると外国人の各ランク区分は

Aランク: ノーベル賞受賞者、オリンピック8位以内、大企業幹部などのエリート外国人
Bランク: 起業の管理職や技術者など(60歳未満で大卒) ⇒ 日系企業に勤める人の最低ランク
Cランク: 臨時・季節労働者など(建設作業員・家政婦ほか)

となっています。中国での年収や中国語のレベルもランク分けに影響するため、中国で勤務する日本人社員によってはこれまで働けてきた方でも、これからは難しくなるリスクがあります。

中国政府としてはアフリカ系の出稼ぎ労働者の数を少なくし、新格差に悩む農民工に中国国内で仕事を割り振ろうとする狙いもあるようです。商標などの国際ルールを守らず、新しい格差で国民が疲弊する中国。今後のブームとその影響、そして中国経済の行方が気になります。

未来世紀ジパングの公式サイトでは、予習編「日本式温泉ブームに中国のお風呂事情」というWEB限定の特別動画が公開されています。約1分間の短い動画なのでご興味ある方は視聴してみてください(⇒未来世紀ジパング予習動画はこちら)。

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