メキシコ国境に“万里の長城”は建つのか!?未来世紀ジパング「”トランプ政権”誕生目前!メキシコが大ピンチ」

アメリカのトランプ大統領が公約で“万里の長城”を建てると宣言したメキシコとの国境。2017年1月16日(月)放送の未来世紀ジパング「”トランプ政権”誕生目前!メキシコが大ピンチ」では、メキシコの不法移民ビジネスやNAFTA離脱の可能性、日本のカップ麺マルちゃん等が取り上げられました。

メキシコの国境の町ティファナには現在、不法入国予備軍のメキシコ人が続々集まっているとのこと。不法入国を手引きする犯罪組織「コヨーテ」に高額な謝礼を支払ってでも、アメリカに不法入国しようとするメキシコ人は少なくないようです。

3000キロもあるアメリカとメキシコの国境線。不法移民だけでなく、麻薬やマフィアの恐怖にさらされているアメリカ側の国民にとっては、メキシコ沿いに壁を作るというトランプ大統領の公約に心動かされるのは分からないでもありません。

アメリカ、カナダ、メキシコによって署名され、北アメリカにおいて3か国による貿易圏を生み出した自由貿易協定「NAFTA(北米自由貿易協定)」からの離脱もちらつかせているトランプ大統領。空調大手の米キヤリアのメキシコ工場移転を阻止するなど過激な行動が目立っています。

ただ未来世紀ジパングを見る限り、キヤリア社はメキシコにも予定通り工場を建設し、アメリカに工場を残すことで減税を勝ち得るなど、上手くアメとムチをトランプ大統領は使い分けているようです。

番組終盤に紹介されたのが、メキシコで多くの国民から親しまれている東洋水産株式会社(東証1部上場、証券コード:2875、株主優待あり)のカップ麺「マルちゃん」です。なんとメキシコ国内の即席麺市場でシェア9割を獲得しています。

1個40円というお手軽価格でメキシコの国民食にまで育っているマルちゃんも、もしアメリカがNAFTAを廃止し関税が復活すると、その地位が脅かされるリスクがあります。約900社がメキシコに進出している日本にとっても、アメリカとメキシコの関係悪化は他人事ではありません。

未来世紀ジパングの公式サイトではWEB限定の動画特別編が公開されています。約3分間の動画ではメキシカンプロレス「ルチャ・リブレ」と、そこで活躍する日本人選手のオクムラ氏が紹介されています。

▽未来世紀ジパングのWEB限定特別動画はこちら▽
http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/backnumber/20170116/

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