Airbnbをはじめとした日本の民泊ビジネスの将来性に期待!ガイアの夜明け「”ニッポンの宿”新時代」放送動画の感想

大阪出張でホテルを探すと、数年前に比べて空き部屋が少なく、また空いていても宿泊料が一昔前に比べて数割値上がりしていることに気付きます。外国人観光客の増加もあり、大都市のホテルは稼働率が高まり価格高騰につながっています。

2016年4月5日(火)放送のガイアの夜明け「”ニッポンの宿”新時代」は、Airbnb(エアビーアンドビー)のような民泊や、ゲストハウス品川宿のようなホテル・旅館以外の宿泊施設の最前線を追った回でした。

世界最大の民泊サイト「Airbnb(エアビーアンドビー)」とは、ゲストを迎えたい個人と個人宅に宿泊したい旅行者をネットでマッチングするサービスです。世界190カ国に拡大し、日本国内でもすでに3万件が宿泊可能な物件として登録されています。

しかし日本には民泊を想定した法律がないため、民泊サービスは無許可で外国人観光客を泊めていることになります。中国人観光客による騒音やゴミ出しのトラブルなどの問題もニュースで取り上げられています。

外国人旅行者の多い京都市は民泊対策プロジェクトチームを立ち上げ、民泊の調査に乗り出しています。番組ではその調査を取材していましたが、住民に退去を強制するマンションなど、思っていた以上にネガティブな状況が起こっているようです。

しかしそれでも、外国人旅行者が急増しホテル稼働率が高水準で推移する日本においては、民泊は今後必ず必要なサービスだと思います。大田区の民泊特区にもとまれる株式会社が参入するなど、規制緩和の動きはじわりと広がっています。

Airbnb(エアビーアンドビー)用の各種サポートサービスを提供するZens(ゼンス)株式会社や、民泊用のリノベーションを行うエイムズ株式会社のように、民泊周辺ビジネスも生まれています。個人的にも京都などの観光地の民泊には一度泊まってみたいと思います。

東海道最初の宿場町である旧品川宿があった通り、品川駅に近い北品川商店街にあるのが外国人旅行者が殺到する宿泊施設「ゲストハウス品川宿」です。2009年にオープンしたバックパッカー向けの宿で、部屋はテレビも無くベッドだけという作りです。

ゲストハウス品川宿を運営する渡辺さんは地元の商店街を紹介する英語版のパンフレットを配り、地域イベントに宿泊客を連れて行くなど、旅行者と地域を結びつける取り組みを行われています。

Airbnb(エアビーアンドビー)をはじめとした民泊ビジネス、そしてゲストハウス品川宿のような簡易宿泊所は、2020年の東京オリンピック開催に向けて大きな成長が期待できる分野だと番組を見て感じました。こうした日本国内の宿泊ビジネスで投資できる候補先を探してみようと思います。

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