Amazon(アマゾン)のネット通販、中国の爆買い越境ECがさらに伸びそうです。未来世紀ジパング「最新!世界のお買いもの事情」

世界最大のインターネット通販サイトAmazon(アマゾン)の快進撃により、ネット通販の本場アメリカではショッピングモールが続々と閉鎖し、今では高齢者の格好のウォーキングコースになっているそうです。

2017年5月15日(月)放送の未来世紀ジパング「最新!世界のお買いもの事情」は、インターネットの普及で大きく変わってきたアメリカと中国の買い物事情を取り上げた回でした。AmazonGOに中国越境EC、そして変わった自動販売機など興味深い売り場が増えています。

米国のリアル店舗はネット通販と戦うため、ハイテク技術を駆使し、時間と人を減らす取り組みを強化しています。例えばアメリカ東部に100店舗近く展開するウェグマンズは、デジマーク社が開発したパッケージ全体がバーコードのように読み込める仕組みを採用しています。

銀座や羽田などの観光地では中国人による爆買いも一時に比べると落ち着いてきた一方、国境を超える電子商取引“越境EC”は益々の盛り上がりを中国国内で見せています。

鯖江のメガネなど日本の中小企業もこのネット爆買いの波に乗り、Inagora(インアゴーラ)等の中国向け越境ECプラットフォームを活用することで海外売り上げを伸ばしているそうです。

また中国国内でも越境ECの盛り上がりによって、KOL(キー・オピニオン・リーダー)や三輪配送車が収入を増やしているとのこと。関税などが大きく変わらない限り、越境ECはまだまだ伸びて行きそうです。

最後に紹介されていたのが、ここ数年で爆発的に増えている中国のおもしろ自動販売機です。富士電機株式会社(東証1部上場、証券コード:6504、株主優待あり)の中国進出をきっかけに、今ではラーメンやフェイスパック、裁縫道具にスマホケースなど改良された自動販売機が中国で広がっています。

今後は日本でもAIを搭載したセルフレジや電子マネー専用の自動販売機、そして中国や東南アジアへの越境ECが増えて行き、人と時間がさらに節約されるようになっていくのではと、今回の未来世紀ジパングを見て感じました。

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