リンカーズのマッチングサービスとマクアケのクラウドファンディングが面白い!ガイアの夜明け「シリーズ地方からの挑戦② “世にない商品”生み出す新手法」

資金不足でローカルゆえに日の目を見る事が出来なかった中小企業が日本にはたくさんあります。2017年1月17日(火)放送のガイアの夜明け「シリーズ地方からの挑戦② “世にない商品”生み出す新手法」では、これまで埋もれていた企業を手助けする新しい仕組みやシステムとして、マッチングサービス「Linkers(リンカーズ)」とクラウドファンディング「マクアケ」が紹介されました。

お菓子の激戦区でもある東京駅の地下街で、一際人気なのがカルビー(東証1部上場、証券コード:2229、が運営するアンテナショップ「Calbee+(カルビープラス)」です。行列ができる人気店のため、注文まで待てずに帰ってしまうお客さんも少なくないそうです。

そこでカルビー社はマッチングネットワークサービスのリンカーズ株式会社の前田佳宏社長に、厨房サイズのじゃがいもスライサーを開発してくれる企業探しを依頼します。

リンカーズ前田社長は各地域の中小企業の経営支援に携わり、長年にわたり信頼を築いている各地の産業支援機関や専門家といった人材(コーディネーター)のネットワークを活用し、地方の優秀な中小企業の中から埼玉県のドリマックス社を探し当てます。

カルビー社からポテトチップス用のジャガイモスライサー開発を受注したドリマックス社、5か月という短い期間で完成品を納品されていました。カルビープラス、機会あれば一度訪問してジャガイモスライサーで作られたポテチを食べてみようと思います。

番組後半に紹介されたのが、不特定多数の個人から資金を集めるクラウドファンディングのMakuake(マクアケ)です。クラウドファンディングサービスとしては後発ながら、目標金額に達しなくても投資したお金で商品を購入できるという特徴で人気を高めています。企業にとってもテスト販売として活用できますね。

またマクアケは地域の金融機関と連携した仕組みも確立しています。金融機関はクラウドファンディングの支援金状況から事業としての可能性があるのかどうか判断し、融資の可否を決定します。マクアケは2016年12月、みずほ銀行ともビジネスマッチングサービス契約を締結しています。

ガイアの夜明けではプレス加工を営む岐阜県関市の町工場ツカダが手掛けるオリジナル商品、6通りの使いみちがある多機能カギ型金具のクラウドファンディング案件が取り上げられました。目標金額500万円のところ、大きく上回る700万円以上の支援金を集め、さらに銀行からの融資獲得にも成功されていました。

リンカーズの中小企業マッチングサービスも、マクアケのクラウドファンディングも、どちらも地方に埋もれた優秀な中小企業が日本、そして世界に飛躍するキッカケになってくれるサービスだと思います。クラウドファンディング、当ブログ管理人KENもこれを機会に始めてみます。

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