改めてプミポン国王の偉大さを再認識できた番組でした>未来世紀ジパング「タイ・プミポン国王崩御 何故そんなに愛されたのか?今後のタイは?」

2016年10月13日、タイの国民から愛されたプミポン国王が88歳で崩御されました。2016年12月12日(月)に放送された未来世紀ジパング「タイ・プミポン国王崩御 何故そんなに愛されたのか?今後のタイは?」ではタイを緊急取材し、タイ国民の現状や日本との今後の関係について解説していました。

1946年、18歳の若さで国王に即位されて以降、クーデターを何度も治め、「ロイヤルプロジェクト」としてタイ全土を訪れ自ら農業指導などを行い国民のために尽くし続けてきたプミポン国王。タイ国民からの人気も絶大だったことが今回の未来世紀ジパングを視聴して気づかされました。

プミポン国王の崩御でタイ政府は公務員や政府関係者に対し、1年間は喪に服すこと、そして1年間は喪服を着用するよう要請しています。また一般の国民に対しても娯楽を控え適切な行動をするよう促しています。

タイでは国王崩御直後はほぼ黒い服しか売れなかったため、古着を黒く染め上げるボランティアの取り組みも広がっていたそうです。未来世紀ジパングの取材班によると崩御から1か月後、タイ・バンコク市内は黒は目立つものの、崩御前の日常へと近づいているとのこと。

タイの国営テレビ局も崩御直後は派手すぎるセットやオープニングは控え、現在も画面の色を20%色を引いて放映しています。タイ・バンコクの東急百貨店でもカラフルな服が売られており、日本食のイベントも崩御1か月後からスタートしています。

日本企業にとって東南アジア最大の進出国でもあるタイ。日本企業は実に1,700社以上もタイに進出しています。未来世紀ジパングはタイ人の離職率が0.5%と低い日立金属(東証1部上場、証券コード:5486)を取り上げていました。進出して2016年で25年、20年以上勤めているタイ人が多数在籍している会社です。

プミポン国王が亡くなって従業員に動揺がでないよう、できるかぎりのケアに当たっていた日立金属。こうしたタイ人の心に本気で寄り添った日本企業が増えれば、タイをはじめASEAN各国ともより良い関係を作って行けると思います。

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