アメリカやフィリピン、イタリアなどポピュリズム台頭が世界で目立っています>未来世紀ジパング「池上彰の緊急スペシャル “世界激変”そのとき日本は!?」

2016年11月21日(月)放送の未来世紀ジパング「池上彰の緊急スペシャル “世界激変”そのとき日本は!?」はトランプ大統領の誕生、朴槿恵(パク・クネ)大統領とTAHHAに揺れる韓国、南シナ海のインドネシアとフィリピンの顔、イタリアの女性市長誕生など、ポピュリズム台頭が目立つ2016年の世界の大きな動きが分かる回でもありました。

番組冒頭にまず紹介されていたのが、30代から支持率0%、国民全体からの支持率5%という非常に低い数値を記録している韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と、韓国&中国の関係悪化に関するニュースでした。

北朝鮮のリスクに対応するため最新のミサイル防衛システム「THAAD」配備を決定した韓国。中国は猛反発し、中国人ツアー観光客の激減や、中国企業の韓国イベントへの出展キャンセル、韓流イベントの中国国内開催中止、中国武装漁船団の韓国進出など、こん国に対するペナルティとも思える状態が続いています。

ただ中国の違法・悪質な海洋進出は韓国だけの問題ではありません。尖閣諸島や東シナ海などの日本の領海にも中国漁船団が多数進出してきています。日本の水産庁も監視船を派遣するなど本腰を入れて日本の水産業を守ろうとしてくれています。

インドネシアのスシ海洋水産大臣のように海外の違法漁船を爆破する・・・までは難しいと思いますが、もう少し強硬な態度で中国をはじめとした海外の違法漁船に対して厳しい態度を日本もとっていく必要があるように思います。

未来世紀ジパング中盤に紹介されていたのが、フィリピンのドゥテルテ大統領が進める麻薬撲滅戦争の取り組みです。これまでにフィリピン警察は1,800人の麻薬関係者を射殺しているそうです。

ヨーロッパでもイギリスのEU離脱「BREXIT」や難民問題が起こるなど2016年は激変の一年でした。ローマ初の女性市長ビルジニア・ラッジ氏の就任と、ベッペ・グリッロ党首が率いる「五つ星運動」の躍進などイタリアも変化の時を迎えています。EUの空中分解も現実味を増してきているように感じます。

番組最後に取り上げられたのが、トランプ大統領の誕生が大きなニュースとなっているアメリカです。シリコンバレーには今、IT企業とベンチャーキャピタルが集中し、超格差社会に拍車がかかっていると紹介されていました。

WEB限定の未来世紀ジパング特別編動画でも、配車アプリ「ウーバー」やポケモンGOの「ナイアンテック」のユニコーン企業の台頭、そしてベンチャー企業の巨額投資が紹介されています。ご興味ある方は公式サイトをチェックしてみてください(⇒未来世紀ジパング特別動画はこちら)。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です