子ども達の未来を守るためにも地球温暖化を防ぐ必要あり!未来世紀ジパング「世界を襲う異常気象 人類はどう立ち向かうか」感想&評価

2015年11月30日(月)放送の未来世紀ジパング「世界を襲う異常気象 人類はどう立ち向かうか」ではパタゴニアやアメリカ、インドネシアで起こる異常気象が取り上げられており、地球温暖化の現状を視聴者として知ることができた回でした。

アルゼンチンとチリにまたがり、世界各国から観光客が集まるパタゴニア。パタゴニアにある世界遺産の「ペリト・モレノ氷河」は、地球温暖化の影響で巨大な氷河が消失しつつあります。

また隠れたCO2排出大国のインドネシアでは、石炭のような土(=泥炭)が燃えることで大量の煙が発生、飛行場の閉鎖や健康被害などの悪影響が出ています。スーパーエルニーニョ現象によってまとまった雨が降らず、2015年の今年はインドネシアはもちろん隣国シンガポールでも深刻な被害につながっているようです。

アメリカも東部ではハリケーンや大洪水が、そして西部では大干ばつや水不足、山火事といった深刻な事態が起こっています。番組では貯水池で水の蒸発を防ぐ「シェイドボール」や、国立総合ファイアーセンターの山火事対策が紹介されていました。

そして最後は2015年11月30日からパリで開催された地球温暖化を食い止めるための会議「COP21」で、何らかの合意がなされることを期待する、という終わり方でした。

そんな番組放映から2週間近くが経過した2015年12月11日がCOP21の最終日なのですが、中国、インド、ブラジル、南アフリカが反発していることで議長国のフランスが提示した合意案「パリ協定」案の合意には至らない可能性が高いようです。

自分たちの今の利益を守るために子ども達の未来を犠牲にするのか、それとも子ども達の未来の為に今本気で立ち上がるのか。世界各国のリーダーたちには、ぜひ後者の意識を持って取り組んでもらいたいと思います。今回の未来世紀ジパングを視聴して、その思いをより一層強くしました。

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